危険なホームページのイメージを与えられた
ホームページやブログを運営している人も多いと思うので、参考になればと思い、この1ヶ月間のバトルについて書いておきたいと思います。
googleで「アジアの棚田」を検索すると、
「電網写真館 オリザ館 アジアの棚田メニューページ 」
が出ますが、その下に、
「このサイトはコンピュータに損害を与える可能性があります。」
という表示に初めて気がついたのは、去年11月。秩父の写真展をやっているときでした。「なんだろうな」と思いながら、クリックすると、アラートが出て、前に進みません。どうも、ホームページが、「マルウェア」というものに犯された疑いがあるというのです。
もちろんまったくこころあたりはなく、再審査を請求すると、2、3日後、この「このサイトはコンピュータに損害を与える可能性があります。」という表示は消えて、一安心。やっぱり誤解だったんだと。
この再審査は、googleの「ウェブマスターツール」の「サイトの再審査」というところから出します。でも、最初は、説明が分かりにくいし、専門的すぎるし、たまには英語表記で、難しいのは覚悟しなければなりません。でも、まぁ、何とか、これで回復できて、やれやれと思っていました。
ところが、今年3月頃、またこの表示が出ていることに気がつき、再び審査請求をしました。また表示は消えました。
そして4月。またまたこの表示。再審査のあと、消えたのですが、3日後、再び出始めました。これは深刻だと、今さらながら気がつきました。この半年、いや、もっと前から、この表示が出て、「オリザ館」は見てもらえなかったのではないか、ということなのです。
自分で自分のサイトを検索することはあまりないので、気がつくのが遅れてしまいました。
「オリザ館」を移転しようと思ったのは、このことも原因です。別のサーバー(新しくしたasia-photo.sakura.ne.jp/oryzaの方です〉にデータをコピーして移したものには、「マルウェア」は発見されませんでした」と出ます。つまり、俺のサイトも、パソコンも問題がないことがわかりました。ということは、サーバー側に問題があるのではないか。
そしてよくよく調べてみると、どうも、googleのロボットが巡回して、「何か」を発見するらしいのですが、問題のサイトと、俺のアドレスの一部が、同じだかららしいということに気がつきました。(独自ドメインではなく、プロバイダーから与えられたアドレスでした)
今、サーバー側に、同じ症状がある人がいるか調べてもらっているところですが、もう移転してしまったので、結果として、もう原因がわからなくても平気なのですが。(前のやつはデータを消去しても、表示が消えるまで時間がかかるでしょうが) そもそも、難しくて、俺にはさっぱりわかりません。「マルウェア」とかも。駆除の仕方など、英語で書かれても読めないし。
いかにも危険なホームページを運営しているような悪いイメージを与えられてしまい、残念です。損害は大きいといわざるをえません。
何の連絡もなく、確かめもせず、知らない間に、こっそりと、「このサイトは危険だ」とレッテルを貼られるのはどうかと思います。もちろん、ホントにウイルスに感染していたら、当然googleの対応は間違ってはいないのですが。
今回の件で、googoleに変な扱いを受けると、とんでもない損害をこうむるのだ、googleは今の時代、大きな権力者なんだということがよくわかりました。もちろん、意図的にやっているのではなく、機械が勝手に判断しているらしいのですが。
皆さんも、気をつけてください。(と、言って、注意しようもないかもしれませんが)
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コメント
SCHOPさん
前のデータはほとんど消去していますが、しばらくは、この表示が出たままなのかもしれません。がまんするしかないのでしょう。
新しいriceterraces.netの方は、そろそろgoogle検索に出るようになり、こっちはもちろん問題はありません。
投稿: あおやぎ | 2010/05/26 22:32
今も出てましたね。自分のサイトがどう表示されるかこれは大事です。
投稿: SCHOP | 2010/05/26 21:35
貴重な経験を教えていただき感謝します。
投稿: SCHOP | 2010/05/26 21:31