新しくオープンした羽田空港から、犬のオシッコを考えてみる
新しい羽田空港がオープンしました。最近は外国、ごぶさたなので、まるで自分が飛行機に乗るようにわくわくします。
国際競争に備えて、24時間稼動する眠らない国際空港です。アジアのハブ空港を目指すとのこと。都心からも近く、期待はできそうです。
アジア各国や日本各地から羽田に集り、羽田からまた違う外国へ飛んでゆく。乗り換えの基点になるのがハブ空港。
前々から気になっていたことがあります。この前Twitterでもちょっとつぶやきましたが、あらためて。
犬の散歩をしていると、「ハブ電柱」と呼べる電柱があることに気がつきました。国際航空路線の「ハブ空港」と似ているのではないかと思ったのです。
「ダメ!」と言っても、リードをぐいぐい引っぱっていき、必ずオシッコする電柱。「ハブ電柱」は、たいてい交差点にあって、周辺の犬たちが頻繁に「情報」を「保存」している場所です。どうして特定の電柱にオシッコをかけたがるのでしょうか。
ヴィーノは長時間「ハブ電柱」で匂いを嗅いで、最後、片足を上げて自分の「情報」で「上書き保存」します。
うちの周りの「ハブ電柱」は、約200mほど離れて点在しています。(ヴィーノの場合はですが) この距離と、ヴィーノの縄張り意識とが関係しているのかどうか。
もしかしたら、こういう「ハブ化」は、犬のオシッコや、国際航空路線だけじゃなくて、何かネットワークを造ると必然的にできてくるのかもしれません。
そこで考えてみました。(ヒマだねぇ)
犬は、何にでもオシッコを掛けまくっていたら、すぐオシッコは空になってしまいます。だから、いろんな犬のオシッコが掛けられた電柱、つまりは、いろんな情報が手に入るハブ電柱に、集中的に掛けることで、周りの情報を得られるだけでなく、自分の情報も効率的に発信できるということです。ネットでも、最初ポータルサイトを見るのが便利なように。
たぶん、そのハブ電柱に、誰が(どの犬が)最初に掛けたかというのは、偶然なのかもしれません。でも、情報は情報を呼び、それがだんだん固定化されていったのではないでしょうか。
国際空港のハブ化と、犬のオシッコを比べるのはおかしいと思われるかもしれませんが、ネットワークの「効率化」という点で、無関係とは思えません。「効率化」は、すべての生き物が持っている方向性に違いありません。
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