女優ミシェル・ロドリゲスが、反捕鯨活動家宣言
「アバター」「ロスト」などに出演の女優ミシェル・ロドリゲスが、反捕鯨団体シー・シェパードに入り捕鯨を妨害する活動を行そうです。アクション女優としてかっこいいなぁと思っていたのに残念です。
「アバターのハリウッド女優、シー・シェパードに参加」
(J CASTニュースより http://www.j-cast.com/2010/10/12077946.html)
2年ほど前、イギリスで、14歳の少女が父親と日本大使館に座り込み、「クジラはとても素晴らしい生き物で、権利や愛が与えられてしかるべき」と、捕鯨反対を訴えて騒ぎ、不法侵入で拘束され、警察署に留置されたという事件がありました。同じ匂いを感じます。
少女は「クジラがかわいそう」という、ほんとに「純粋で無邪気な」理由だけでやったんですね。だからこそ怖い、と思います。しかも少女がかわいくて純粋であればあるほど、捕鯨が残酷であることを印象づけられる。それを利用しているやつらがいます。
ミシェル・ロドリゲスも、「子どものころから動物保護に関心を持っており、ワトソン代表の活動を知って感銘を受けたと説明」したといいます。たぶん、彼女は本当に「動物保護」活動がしたいんでしょうね。
ただ、いろいろ調べていくと「純粋」とは言えない目的もありそうです。過去には問題も起こしています。
(Wiki 「ミシェル・ロドリゲス」参照)
映画の役柄と「反捕鯨活動家」のイメージがぴったり。広告塔にはもってこい。
信じるものは自由なので、「反捕鯨」なら「反捕鯨」でいいんですが、それを暴力に訴えることになると、アウトでしょう。自分の主張を暴力で押し通そうとするのは、テロリストそのものです。
映画 『アバター』では、先住民ナヴィに対する攻撃に疑問を感じて、自分だけ隊長の命令を無視して、攻撃をやめてしまう戦闘員役でしたが(そこがかっこよかった。役柄と実際の本人は違うのはもちろんですが〉、反捕鯨活動でも、映画と同じように「目が覚めて」攻撃に疑問を持つときがやってくることをお祈りしています。
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