アマゾンKindle写真集 『"TANADA"Jananese Rice Terraces』 を自主出版してみました (1)
アマゾン・アメリカでキンドル版写真集『"TANADA"Jananese Rice Terraces- Volume 1』を自主出版してみました。
作ったから売れるか?というと、それはまた別の問題ですが、とにかく、どういうメリット・デメリットがあるのか知るためにも、作らなければ始まらないと思ったので、やってみました。今、日本の出版社サイドでもいろいろ試行錯誤していますが、著者側からみた場合、電子書籍の方向性はまた違った意味で興味があります。
今後、著者の自主出版が増えていった場合(たぶん、そうなっていくでしょうが)、どんなことが起こるのか、まったくわかりません。ただ、自主出版が、新しい写真の発表の場になることを期待しています。問題は、ホームページと同様、「いい書籍」と「悪い(どうでもいい)書籍」の判断をしてくれるものが必要になってくる、とは思います。ホームページの場合は、検索サイトでした。だから、電子書籍になっても優秀な編集者は必要です。
今のところKindleでは日本語の本は作れないようなので、100パーセント英語の本として作りました。英文が少なくてすむので、まずは、写真集です。最近撮影した山形県朝日町椹平の棚田、千葉県鴨川市大山千枚田、新潟県十日町市星峠の棚田、石川県輪島市白米千枚田、この4ヶ所の棚田の写真80数点と地図で構成しました。
「TANADA」というのは欧米にはないので、本当はもっと詳しく書きたいのですが、それはまたの機会にして、とりあえず「TANADA」を英語の一般名詞化するために、あえて「TANADA」をタイトルに入れてみました。
自主出版で、外国人(この場合日本人ですが)が選べる印税は35パーセント。ファイルサイズは、8.5MBです。販売価格ももちろん自分で決められますが、2.99$に設定したら、4,99$になっていました。アメリカ国内からアクセスすると、2.99$という表示です。どうやら、アメリカとアメリカ国外からの販売価格は違うようです。
最終ファイルをアップして24時間後、審査を経て、公開されるようです。俺の場合、1回目は、未記入の項目があってダメで、2回目の申請でOKがでました。ただ、この「審査」がどんなものなのかはわかりません。内容については、今回は問題がありませんでしたが、何でもOKということは、さすがにないでしょう。それなりの「質」はあるのではないでしょうか。
なお、キンドルを持っていなくても、ページの右側に「Get Kindle for PC 」というのがあるので、こちらからKindle for PC をダウンロードすれば、PCでも見ることができます。いや、キンドルで見ると、白黒画面なので、むしろ写真集を見るには、Kindle for PC か、Kindle for iPad の方がベターです。実は『Jananese Rice Terraces』は、もともとキンドル用ではなくて、 iPad に合わせた横長画面で作っています。
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コメント
もうひとつ、まだ全部説明を読んでいないので(いいかげんだ!)、支払い方法がいまいちよくわかっていません。それと文章のhtmlの書き方。キンドルに使えるhtmlがあるようです。ホームページのようにまったく自由というわけではないようです。
ほとんど見切り発車してしまいました。(これも、いつものことですが)
投稿: あおやぎ | 2010/12/21 00:20
プロとか、アマチュアとか、まったく関係ありません。誰でも作れます。多少の英語の知識があれば。
ただ、どういう審査が行われているかはわからないので、どのくらいの質だとOKで、どれくらいだとダメなのか、わかりません。
でも、ある程度の質があればいいのではないでしょうか。もし質が悪かったら、誰も買わなくなるというだけのことだと思います。
投稿: あおやぎ | 2010/12/21 00:16
販売チャンネルが増えるのは喜ばしい事ですね。
これは自分のようなアマチュアでもクオリティに
達していれば作れるのでしょうか。青柳さんの
今後の動向を楽しみにしています☆
投稿: Mr.SCHOP | 2010/12/20 23:04
見るなら、いいですよね!!!
投稿: ff14 rmt | 2010/12/20 11:07