« リビアの民衆蜂起、ネットで束ねられる民衆不満のエネルギー | トップページ | こいでみのる氏の、タイムラプス小作品 『曼谷二〇一一』 »

2011/02/25

ほんとに外国が民主化してほしいのか?

Stamp3a

自国民のデモ隊に対して発砲するという蛮行は、リビアだけではありませんでした。中国の天安門事件もそうでした。

アメリカのオバマ政権は、だから矛盾を抱えているようです。

なにしろ中東・アフリカ諸国の「民主化」について言えば言うほど、どうして一党独裁の中国には何も言わないか?ということ。

天安門事件では、自国民を虐殺したんだから。カダフィが引き合いに出すまでもありません。そんなことなかったような顔をして、GDP2位を自慢する中国。

結局リビアについてもそうですが、「安定さえしていれば」、独裁政権だろうが、非民主国家だろうが、その国の国民がどんな状態であれ容認する、というのが大国アメリカの考えだということ。「内政不干渉だから」なんて、まさか言わないでしょうね? もちろん、日本もそれに便乗しているんだからアメリカを非難することはできませんが。

中東がきな臭くなると、すぐ「原油、大丈夫か?」「過激派が台頭したらどうするんだ?」という心配ばかり。独裁政権倒れるとしたら、喜ぶべきこと。短期的には混乱はあるだろうけど、長期で見たら、たぶんいいこと。少なくとも庶民にとっては。

にほんブログ村 写真ブログ 風景写真へ
にほんブログ村

|

« リビアの民衆蜂起、ネットで束ねられる民衆不満のエネルギー | トップページ | こいでみのる氏の、タイムラプス小作品 『曼谷二〇一一』 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« リビアの民衆蜂起、ネットで束ねられる民衆不満のエネルギー | トップページ | こいでみのる氏の、タイムラプス小作品 『曼谷二〇一一』 »