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2011/05/11

東日本大震災の現場 (11) 南三陸町 志津川

110511_0(↑)志津川湾の養殖場(2007年5月上旬撮影)

110511_2(↑)防災センター前(4月25日撮影)

110511_3(↑)町内北東側の丘から(4月29日撮影)

南三陸町には数回行っている。

志津川湾内には荒島や椿島などの島々が散在し、穏やかな海が絶景スポットとなっていた。

一番上の写真は2007年5月に撮影した朝方の養殖場だ。ブイの下では主にホタテやカキが養殖されていた。

2008年4月は、郊外の廃校の宿「さんさん館」の取材で訪れた。廃校に1泊し、翌日は、町内の八幡川河口付近を歩き、カキの養殖場に出て、船の上ででカキを食べさせてもらった。そのあとは漁師さんの自宅の庭で、カキを焼いてもらった。こんなにカキ三昧の食事は初めてのことだった。濃厚な味わいのカキを忘れられない。

いつかきっと養殖場も再開されるだろうが、湾に沈んだ瓦礫や漁具や船の撤去には時間がかかってしまうだろう。復興はそれからだ。

南三陸町のシンボル的存在になった防災センターへの道は水没したままだったが、町に入る国道45号線は、片側通行の仮設の鉄橋を24時間通れるようになったところだった。少しづつだが、前に進んでいるようだった。


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