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2011/05/20

東日本大震災の現場 (17) 宮古市の津波の形をとどめた桜

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110520_4(↑ 4点) 2011年4月27日撮影

宮古市の防潮堤の付近にも桜並木があった。

幹や枝が折れても花が咲いている。

防潮堤に上ってみると、たくさんの漁具といっしょに、桜の枝が防潮堤を乗り越えるような形になって満開の花を咲かせていた。「津波の形」をそのままとどめているようだった。

痛々しくも力強い桜は、「津波なんてへっちゃらさ」と笑っているようだった。


Ya_2被災地の桜』 東日本大震災の桜


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コメント

桜の強さに脱帽です。

報道ステーションに政治学者ジェラルド・カーティスさんが出ていました。
今の政治家に欠けていること。復興支援のスピードが遅いこと、希望を持たせる政治家の言葉がないこと。その通りだと思います。
たぶん、政治家のみなさん優秀なのかもしれませんが、いったい何のための政治家か、考えてほしいですね。
まったくこの非常時に何をやっているんだと言いたくなります。
ある元議員の「薄口政治評論家」は、ぬけぬけと、こんなふうに言っていました。
「もう一度政治家になりたい」と。違うでしょ? 何かやりたいこと、やるべきことがあるから政治家になるんじゃないの? 「政治家」を職業だと思っている、こんなやつらばかりだと思いたくはありませんが、今の政治家たちを見て希望を持つのは、楽天的な俺でも不可能です。

投稿: あおやぎ | 2011/05/20 23:23

地震も津波も自然の力の前には人間は非力です。
でも原発の問題は人間の愚行だと思います。

投稿: Mr.SCHOP | 2011/05/20 18:44

折れても咲くなんて、もう何て言ったら良いのか…。
植物の生命力の強さには驚かせられますね。
奇跡の一本松はそれはそれで希望を与えてくれるかもしれませんが、偶然の積み重ねの結果かも。
でも、折れたり裂けたりしてもなおを花を咲かせると言うのは、まさに被災者へのエールのように思えてなりません。

投稿: TKO | 2011/05/20 16:57

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