広西・貴州の撮影旅2011 (4) 貴州省黎平県肇興
貴州省黎平県肇興を訪ねたのは十数年ぶりだが、街並みはあまりかわらない。ここも街並みが保存されているそうだ。
以前泊まった宿よりも、小奇麗な宿もできていた。白人バックパッカーも滞在している。
町には鼓楼が5基点在する。ここは川と、鼓楼と、風雨端と、民家の木造の建物が、いい雰囲気を作っているのだ。
川に沿って歩くと、藍を入れた甕が並んでいた。民家の2階からは藍に染まった布が干されていた。トン族も藍染めが盛んだ。藍染めをやっていたおばさんの手を見せてもらったら、爪まで青く染まっていた。
町の周りは水田が広がり、ちょうどこの時期、早朝から田植が行われていた。
風景と生活、肇興はこのバランスの良さが旅人をひきつける理由のひとつになっているのではないかなと思う。
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