« 広西・貴州の撮影旅2011 (1) 出発 | トップページ | 能登半島が「世界農業遺産」 白米千枚田や揚げ浜式塩田など »

2011/06/10

広西・貴州の撮影旅2011 (2) 龍勝県、龍脊の棚田

110610_1

110610_2

110610_3

龍脊の棚田を訪ねたのは10数年ぶりだ。

まさかこんな観光地になるとは予想できなかった。

世界的に有名な観光地、桂林に比較的近いという立地条件がある。なので、日本の棚田で見る風景と決定的に違うのは、若い女性の姿が多いことだ。

うらやましい!

ここを見る限り、中国では「棚田[梯田]」は年配者やマニアの観光地ではなくて、もっと一般的だ。

龍脊の棚田は、西側の平安壮族の棚田と東側の金坑・大塞紅瑶の棚田に分かれる。朝日を狙うためにカメラマンたちが1時間半上って一泊するのは田頭塞だ。

今、ロッジふうゲストハウスがたくさんある。まるでネパールのトレッキングだ。

荷物を運ぶポーターという雇用も生まれた。それと龍脊の棚田の入口では入場料を徴収し、登山道を整備したり、農民の収入の足しにしている。

歩いてしか行けない棚田、というのが、逆に観光客の宿泊・食事の機会を増やし、地元に雇用を作り出す、りっぱな観光地として機能しているように感じた。

にほんブログ村 写真ブログ 風景写真へ
にほんブログ村

|

« 広西・貴州の撮影旅2011 (1) 出発 | トップページ | 能登半島が「世界農業遺産」 白米千枚田や揚げ浜式塩田など »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 広西・貴州の撮影旅2011 (1) 出発 | トップページ | 能登半島が「世界農業遺産」 白米千枚田や揚げ浜式塩田など »