広西・貴州の撮影旅2011 (8) 貴州省丹寨県高要の棚田と田植の人たち
丹寨県高要の棚田には真新しい展望台が作られていた。貴州省でも棚田は観光資源としてとらえ始めているらしい。(他に産業がないという理由は大きいかもしれないが)
中国で「棚田」と言えば、80年代は「広西チワン族自治区の龍脊の棚田」だった。90年代中ごろから2000年代にかけては「雲南省元陽県の棚田」になった。
少数民族関連の研究、観光で訪れる人間は多いが、この広西と雲南にはさまれた貴州は、棚田の観光地としての認知度はまだまだ低い。
でも今回いろいろまわってみると、広西、雲南と遜色ない棚田もあった。雲南省元陽県の棚田は、たしかに「巨大さ」にかけては一番かもしれないが、形に関しては意外と単調だ。(霧が出ることでそれをカバーしている)
貴州の棚田は、規模こそ雲南にはかなわないが、形のバリエーションにおいて雲南を越えるかもしれない。
田植をしている集団がいた。ミャオ族女性は、田んぼの畦に紐を張って、一列に苗を植えていた。こういうやり方が推奨されているそうだ。
疲れて休んでいる水牛には笑ってしまった。
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コメント
cocoさん
ありがとうございます。
最近、あまりほめられたことがなかったので、嬉しいです。
「いい写真」を撮ろうと思っているわけではなく、たまたまいい場面と、いい人に出会ってしまうんだと思います。「撮らされている」のかもしれません。
投稿: あおやぎ | 2011/06/30 10:32
いつも拝見してます。コメは残していませんが。。
やっぱり青柳先生の「棚田」の写真すごいです。。
農村の人たちも生き生きしてるし、あらためて感動しています。NHKの熱中人は見逃してしまいました。残念です。再放送を期待しています。
投稿: coco | 2011/06/30 00:22
ひまわりさん
最初見たとき、死んでいるのかな?と思ってしまいました。
でもそのわりには、周りで働いている人間は冷静だし、よくみると、鼻がぴくぴく動いて、首を回したり・・・。
この日は暑かったので、泥に横たわっていると気持ちがいいんでしょうね。
働き者のイメージの水牛でしたが、やっぱり牛も暑さにはかなわないようです。
投稿: あおやぎ | 2011/06/27 11:01
お休みになっているのは水牛でしたか。^^;
ワニでもないし、牛にも見えないし。。。
不思議な生き物に見えました。
素朴な田植え風景に、心がホッとしますね。
投稿: ひまわり | 2011/06/26 19:58