能登半島が「世界農業遺産」 白米千枚田や揚げ浜式塩田など
世界農業遺産に佐渡・能登半島…日本から初登録
(YOMIURI ONLINE http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110611-OYT1T00383.htm)
能登半島が「世界農業遺産」に登録されることになりました。
棚田があり、漁村があり、揚げ浜式塩田があり、輪島の朝市があり、と日本の伝統的な生活が見られる魅力的な地域で、俺も何度も行っています。全体的な雰囲気が好きです。
この中で農業と言えば、白米千枚田が代表的なものでしょう。1004枚の田が海に面した斜面に広がる棚田は、外国人から見て、日本独特な農業だと映るでしょう。
一時は、効率が悪いと言われて、消滅しそうになった棚田ですが、それが世界的に価値を認められたということは、棚田ファンにとっても喜ばしいことです。
こちらに写真ギャラリーがあります。
オリザ館(アジアの棚田) 白米千枚田
また揚げ浜式塩田による製塩は、砂の上に海水を撒き、天日と風力で水分を蒸発させたあと、その砂を集めて海水で洗い、濃い塩水を釜で煮詰めて塩の結晶を取り出す方法です。
能登地方で揚げ浜式製塩が始まったのは1596年だそうです。これも長い歴史を持っています。
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