広西・貴州の撮影旅2011 (3) 貴州省黎平県堂安の棚田
堂安は貴州省黎平県にある約700年の歴史を持つトン族の伝統的集落のひとつだ。
棚田の下に架けられた風雨橋を、農作業帰りの村人が渡る。
村の中心にはりっぱな鼓楼が建っているが、12本の柱で構成された高さ22m、四辺形の9層になっている。
鼓楼はトン族の象徴的な建造物だ。集会所、祭の場、お客の接待に使われる。老人たちが談笑していた。
2005年、村内に「貴州堂安トン族生態博物館」がつくられた。今回は訪ねなかったが、トン族の暮らしや民俗習慣を紹介する博物館だ。
この村では伝統的トン族集落を維持するために、集落内では、コンクリートの建物は作れないことになっているそうだ。
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