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2011/07/23

越後妻有 大地の祭り2011夏  FESTIVAL OF THE EARTH 2011 SUMMER

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越後妻有 大地の祭り2011夏
FESTIVAL OF THE EARTH 2011 SUMMER

2011年7月28日~8月28日

「大地の芸術祭」では田畑、民家、廃校などの里山を活かし、世界のアーティストが手がけた約200点に及ぶアート作品が常設されています。アートを通して四季折々の里山や生活を感じてください。」(公式HPより)

http://www.echigo-tsumari.jp/

地域全体がアートになる「大地の祭り」。普段でも棚田が多くて魅力的なところですが、オブジェを巡りながら棚田地帯を歩くのも楽しいものです。

友人の彫刻家 松田重仁も出品します。

作品番号:152 『円 - 縁』


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2011/07/21

テレビ東京「土曜スペシャル」の『極旅』で棚田の旅に出演します

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(↑ 今、別な意味で有名な玄海町にある、浜野浦の棚田)

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(↑ この二人はいったい誰でしょう?)

2011年7月23日(土)19:00~20:54分放送の、テレビ東京「土曜スペシャル」に出演します。(関東圏以外にお住まいの方は日時をお確かめください)

番組ホームページはこちら。
http://www.tv-tokyo.co.jp/sat/

番組は「極旅」をテーマに、「滝」「秘湯」「秘境駅」「棚田」の4旅あり、俺は当然棚田の旅担当ですが、大場久美子さんと林マヤさんを案内して、九州佐賀県と長崎県の棚田を旅します。

番組の中で棚田の旅は、4旅のうち一番最後になるので、放送時間は20:00以降ということです。

唐津市の蕨野棚田、松浦市福島の土谷棚田、そして今、別な意味で大きな注目を集めている玄海町の浜野浦棚田を訪ねます。それと旅番組には欠かせない「食」ですね。おいしいものを食べています。

今回は腕章を付けて「ツアーコンダクター」を怪演(?)しています。

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2011/07/19

東日本大震災チャリティ写真集 『『復活への記憶 東北ふるさとのアルバム』 の写真募集

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写真は宮城県気仙沼市の大島(2009年5月撮影)

写真の募集を〆切ました。ご協力ありがとうございます。チャリティ写真集は、マガジンハウス(東京・銀座)より9月出版予定です。判型A4サイズ、100ページ。

Ya_2東日本大震災チャリティ写真集 『復活への記憶 東北ふるさとのアルバム』 について


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2011/07/17

「鎮魂の一打」 東日本大震災チャリティー 大太鼓ライブ in 門天ホール

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昨日、大太鼓ライブがありました。

友人でもある和太鼓奏者、富田和明さんから電話があったのは、5月中旬くらいでしょうか。被災地から戻って、ブログに「東日本大震災の現場」を連載していたころです。

それを見た富田さんから、チャリティ・ライブに参加しないかと誘いを受けました。

彼もこの大震災で何かやらなければ、いや、何かやりたいとずっと思ってきていたようで、結局太鼓打ちは太鼓で被災した人たちに対する気持ちを表すという結論に達したようです。

スライドを流し、そこで太鼓を演奏したいと富田さんは言いました。実は、富田さんのライブに参加したのは初めてではなかったので、スライドショーなら俺にもできると、すぐ承諾しました。

いい感じのライブでした。舞台も照明もとくに何も凝らず、シンプルな舞台が逆にお客さんとの一体感を増したような気がします。今回のような趣旨のライブではとくに。

最後、お客さんひとりひとりが大太鼓を打って帰りました。「鎮魂の一打」です。それぞれの思いを一打にこめる。あるおばあさんが打った一打は力強いものでした。子どもも小さな手で打ちました。

どうしてこんなにも和太鼓の音に人の気持ちがこめられるのだろう。不思議です。きっと和太鼓には日本独特の湿り気があるのです。こういう場合、人間の代わりに泣いてくれるのも和太鼓なのかもしれません。

俺も打たせてもらいました。直径1mもある大太鼓の皮から反発を受けてよろけそうでしたが、その音を聞いたとき、花火を打ち上げているような感覚がありました。太鼓も花火も同じ音に聞こえたのです。

一打、一発に心をこめる。地震津波で亡くなった人への鎮魂の気持ち。だから「鎮魂の花火」というのもアリだなと感じました。今年の花火大会は、そういう気持ちで見ようかなと思います。

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2011/07/12

広西・貴州の撮影旅2011 (番外編 02) 広州の珠江新城

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珠江新城で地下鉄を降りて、地上に出て驚いた。

そこは近代的なビル群が立ち並ぶ地区に変わっていた。若い人たちのデートスポットでもあるらしい。

斬新なデザインのビルをおのぼりさんよろしく見上げながら珠江まで行ってみた。突き当りにも変わったデザインの巨大な建物が建っている。

遊歩道があって地元の人や観光客が歩いていた。旧い町並みはすっかり変わっていた。当時の面影はまったくない。20年も経っているんだからあたりまえなのだが。

ビルとビルの間の駐車場の隣に、屋台風のレストランがあった。昔のままの雰囲気を残したレストランを見つけて嬉しくなった。

湖南省から出稼ぎに来ているという30代のウエイトレスは、田舎に子どもを2人残してきたという。いつ帰るかわからないそうだ。

広東ふうチャーハン、青唐辛子の炒め物、甘辛く炒め煮た豚のスペアリブ、イカゲソのてんぷらを塩で食べる。

広州で食事を楽しむならこういうところがいいと思っていた。生ぬるい空気に当たって冷たいビールを飲むのも広州らしい。

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2011/07/11

広西・貴州の撮影旅2011 (番外編 01) 広州の地下鉄

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広西・貴州の旅の番外編だ。

今回の旅では、日本まで広州乗換えだったので、帰りに広州市内見物にでかけた。92年ころ訪ねたときが最後で、それ以来行っていない。どんなふうになっているのだろう。

市内を流れる珠江まで行ってみることにした。80年代、よく歩いていた食堂が立ち並ぶ川沿いの通りだ。

国営デパートの暗くて埃っぽい店内で買い物をしたとき、目の前のショーウィーンドーに並んでいる商品を指差し「これください」と服務員(店員)に頼むと、「没有(ありません)」という返事が返ってきて、唖然としたことが思い出される。

目の前にあるものが「ない」という。禅問答しているわけではないが、昔の中国はそんなかんじだった。たぶん「係りの服務員がカギを持っていってしまったので開けられません」という意味だったのではないかと、あとになってわかったが、それを「ない」の一言で片付けられたときの悲しさといったらないのである。

広州空港から市内までは、バスや地下鉄が通っているが、市内地図を見たら、珠江の近くに「珠江新城」という地下鉄の駅があったので、地下鉄で行くことにした。

自動券売機で丸いプラスチックのIC乗車券(トークン)を買い、自動改札機を通る。車内は清潔で快適だった。45分ほどで「珠江新城」駅に着いた。

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2011/07/04

広西・貴州の撮影旅2011 (9) 貴州省従江県チワン族の新築式によばれた

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従江県に住むチワン族の村で、たまたま新築式にでくわした。

当然ながらこういう場合は、足を止めたら最後、お呼ばれすることになってしまう。

食べものに興味のある俺は、さっそく建築中の家の1階部分に、臨時に作られた厨房を覗いて、チワン族の祝い料理を説明してもらった。

牛を解体して、部位に分けている男たち。野菜を刻む女たち。肉を鍋で煮ている男たち。それぞれが、祝い料理を楽しみに調理中だ。

日本でも今話題の「生肉」や「生血」の料理もあった。祝い事には欠かせない牛の生肉料理「ベー」と生血料理の「リェ」だ。

以前別のトン族村で聞いたことがある。そのときは豚の生レバーを食べた。彼らも生食が危ないことを知っている。昔、イギリスのジャーナリストは、トン族が豚の生肉を食べる野蛮人と書いたそうで、彼らは、「危ないことは知っているけど、おいしいから、そんなに簡単にはやめられないよ」と言っていた。

なんだか、日本でも同じような声が聞こえそうだ。俺なんか、危ないのが嫌なら食わないのは当然としても、危なくてもいいから食べることができる選択肢は残して欲しいと思う。

他には、魚を乳酸発酵させたナレズシや、モチゴメから造った甘酒「ラウ」(右下の黄色い酒)も出た。もちろんモチゴメのおこわ「ンガイ」(青いレジ袋に入ったやつ)が主食だ。


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