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2011/10/12

2011年、秋の旅 (17) 新潟県 北国街道の宿場町 出雲崎

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徳川幕府の直轄地(天領)だった出雲崎は、佐渡金銀の荷揚げや北前船の寄港地として栄えた北国街道の宿場町です。

ここには「妻入り」の街並みが残っています。「妻」とは、家屋の長手方向の端の面のこと。建物の玄関が妻側にある様式を「妻入り」といいます。海岸線に沿った約4kmの街並みは日本一の長さを誇ります。

間口が狭く、奥行きが長いというのが妻入りの特徴ですが、江戸時代の出雲崎は、越後で一番人口密度が高かったそうで、多くの人が居住できるように考えられた形だともいわれています。

また出雲崎は石油産業発祥地でもあります。『日本書紀』には「燃ゆる水」と「燃ゆる土」が献上されたと記されていて、古代から石油を産するところでした。日本では機械方式の石油掘削を最初に成功させたところです。


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