マレーシア・スリランカの撮影旅 2012年 (04) グーグルアースで棚田を探してみたものの
マレーシア・クアラルンプールの宿の従業員がスリランカ出身だったので、「スリランカには棚田を探しに行きます」といったら「スリランカは茶畑が有名ですよ」と教えられました。
それは知っている。でも、あえて棚田探しなのです。グーグルアースで棚田らしい「模様」を見つけてきました。それが実際棚田なのかどうかは、見てみないとわかりません。
以前、韓国の棚田を探したときは、国会図書館で韓国の詳しい地図を借り、水田のマークと等高線から棚田を予想したものです。まるで衛星写真から敵の動向探るCIAのスパイのようですが、ネットによって、棚田探しもずいぶん様変わりをしたのです。
ただ、便利にはなりましたが、本当に棚田かどうかは、実際に見ないとわからないことは前と何も変わりません。わずかな部分だけです。ネットで知ることができるのは。
キャンディの町は標高が500mくらいです。ここから北へ行くとマタレという町があって、その手前に水田があるはずだったのです。
今日行ってきました。
想像していたよりはずっと平たい水田でした。やっぱり来てみないとわからないですね。つくづく思います。そのかわり、列車から、別の棚田を見つけました。それで途中下車したのです。ところがそれはわからず、けっきょくまた別なところに仏塔がある田んぼがありました。棚田と呼ぶには微妙ですが、美しい田んぼであることには変わりありません。
それにしても暑かった。現地の人にはポストカードを見せ、「クンブル フォト(クンブルとは田んぼのことです)」と聞きながら歩きました。村には小さな売店があって、そこでジュースを買って水分補給はすることができましたが。
ところで、キャンディから乗った電車で向かいになった人は、なんと誕生日が2週間違いの同い年の農民。偶然に、ふたりとも笑ってしまいました。単純計算すると(適当です)、自分と同じ誕生日の人は、地球上に27万人(60億人÷60歳÷365日)くらいいるはずなので、どこかでバッタリということも夢ではないなぁと改めて思ったのでした。
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