マレーシア・スリランカの撮影旅 2012年 (05) 「ピンナワラ 象の孤児園」 棚田と象の組み合わせは初めて
キャンディから、キャーガラ郊外の「ピンナワラ 象の孤児園」へ行ってみました。
ピンナワラまでは、スリーウィーラー(三輪タクシー)で別なところに連れていかれたり、トラブルがあったのですが、それは割愛して。
入場料一人2000ルピー(1400円)というのは、スリランカの物価からみるととても高価です。(スリランカ人は100ルピーくらいらしい) それもそのはず、ほとんど来るのは外国人。これぞ「スリランカ」を満喫できるからでしょう。園の突き当りが川になっていて100頭ほどの象の大群の水浴びが見れるのです。
道を挟んだチケット売り場がある裏に広い場所があって、そこが象たちの寝床でした。そしてなんと奥は田んぼ、しかも棚田です。棚田と象という組み合わせは、当然ながら今までにありません。もっと近づきたかったのですが、警備員から追い返されてしまいました。象の移動が始まったので、危ないからというので、観光客はみんな柵の内側に入るように促されました。
みやげ物の通りを100頭の象と200人の観光客が行列するのは迫力があります。
象は川に入って気持ちよさそうです。その場でウンチをするので、水は瞬く間に黄色になります。なかなか壮観です。それにしても、この象の大群とこんなに接近するのは、日本ではきっと許可されないでしょう。今まで事故がなかったのだろうか。いや、事故があっても続けるんだろうなぁと思います。
夕方キャンデーに戻って、昨日食べそこねたスリランカ伝統食、ランプライス(インドネシアあたりから伝わったものらしい)を食べさす店へ。でも、これは昼食だけで、すでに売り切れ。それでどこかでアーッパを見たなぁと思い出し、それを探しました。アーッパを売っていた店はインターネット屋の近くでした。
アーッパ(別名ホッパー)は米粉にココナツ、塩、砂糖を少々入れて発酵させ、小さな手鍋で作る、見た目は皿のようなクレープ。サンバル(辛いやつ)がいっしょに出されます。それを塗って巻いて食べます。卵の入ったアーッパは要るか?と聞かれたので、作ってもらいました。
ところで作ってくれたおやじは、英語も流暢に話し、日本人の友人もいるという、食堂には似合わない男だなぁと思ったのですが、あとでわかったのは、やっぱり店とは関係なく、作り方も雑だったのです。
別に悪気はないのでしょうが、余計なことをしてほしくないわけですよ。普段は店のおばさんが焼いているらしいし、それが見たかっただけ。
そして、おやじは、値段を聞いたら(その時点ではまだ店の人間だと思っていたので)法外な値段を言ってボッたくり、店の人間と気まずい雰囲気になりました。たぶん、店の側としては、正直に商売を続けているので、ボルことが不快だったのかもしれません。それで適正価格をおばさんが請求してきました。
ちょっと気を抜くと、騙される、というほど大げさではないですが、適当なことをされてしまうので、注意しないと。
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