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2012/01/20

気になるニュース 「地方競馬の現状をどうやって打開するか」

120120_1

120120_2(↑ 益田競馬場)

当たり馬券払い戻し、ルール見直し検討
TBS NEWS http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4931213.html

「19日、農水省は新たな策を検討していることを明らかにしました。 「払戻金の算出方法も含めて、現在調整中であります」(岩本 司 農水副大臣) 現在、当たり馬券の払い戻しは、競馬法で定められた計算式で売り上げのおよそ75%となっています。これを競馬場が一定の範囲で設定できるようにして、地方競馬の経営改善を目指すといいます。例えば払い戻しの割合を50%にすれば、半分が競馬場に残り、その分、収益が上がる仕組みとなります。」

廃競馬場の取材をしたのは今から3年前です。

北見競馬場、旭川競馬場、上山競馬場、高崎競馬場、益田競馬場などを回りました。

競馬を「地方の文化」としてみると、それぞれ地方色があって、ギャンブルに興味のない人も楽しむことができます。

犬連れ日本一週のとき、北海道へ行ったときは、門別競馬場や、帯広競馬場にも寄りました。初めて馬券も買って競馬を楽しんだものです。とくに、ばんえい競馬は面白かったですね。

経営が苦しいのはわかりますが、払い戻しの割合を50%にすることで、ますますお客の足が遠のいてしまう気がします。

競馬をギャンブルと切り離してしまう発想はないんでしょうか。競馬そのものは面白いと思うので、地方物産展といっしょにコラボしたり(してるのかな)、新しい魅力を作っていかなければ、たぶん廃れる一方ではないかと。せっかくの地方文化の財産を活用しないなんてもったいない。

「棚田」だって、そうでした。棚田を「再発見」したのは、都市住民でした。競馬を「再発見」するのは、もしかしたら、競馬ファン以外の人間かもしれませんよ。少なくとも払い戻しの割合は、問題の解決にはならないと思います。

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