今、民主化で注目されるミャンマー
民主化運動指導者アウン・サン・スー・チーさんとの直接対話に乗り出し、政治犯を釈放し、「カレン民族同盟」(KNU)との停戦合意に署名するなど、このところミャンマー政権が民主化改革を進め、大きく変わってきています。
隣国中国の影響力が増していることへの不満があるらしい。中国にとっては、ミャンマーが民主化せず、中国の「防波堤」の役割をもってそのまま鎖国状態でいてもらったほうがありがたかったでしょう。
このミャンマーの民主化が進み始めた背景には、ミャンマーのみならず、中国の力の拡大に対する国際社会の不安というものが影響しているようです。
先日、玄葉外相もミャンマーを訪れ、アウン・サン・スー・チーさんと会談し、民主化を支援する考えを伝えました。親日的な国民なので、これから日本との関係は深まっていくでしょう。
ミャンマーがようやく開かれた国になるようです。
ただ一般的な庶民からすれば、民主化よりも、もっと差し迫った貧しい生活からの脱却を望んでいるのは間違いないと思います。民主化がその改善に繋がるなら、もちろん歓迎でしょうが。
ミャンマー南部の農村で小作をやっている男の家で話を聞いたとき、まだミャンマーは本当に貧しいなと感じたのでした。
今までミャンマーには3回行っていますが、好きな国のひとつなので、成り行きを見ていきたいと思います。
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