マレーシア・スリランカの撮影旅 2012年 (08) スリランカのコメどころ ポロンナルワ
(写真は上から、ガル・ヴィハールの涅槃仏、ランコトゥ・ヴィハーラ、宮殿跡のスリランカ・ハイイロオナガザル)
キャンディの市場ではたくさんの種類のコメが売られていましたが、「80パーセントはポロンナルワから来た」とコメ屋の主人はいっていました。
ポロンナルワといえば、10~12世紀、シンハラ王朝の首都があったところで、スリランカの世界遺産のひとつでです。多くの遺跡が残っているところでした。遺跡見学がてら、スリランカのコメどころのポロンナルワを訪ねることにしました。
さすがコメどころですね。中央高地とは違って椰子の木が周りを囲む平地の水田がずっと広がっています。地元の人に聞くと、ここではコメは年2回作っているそうです。
町の西側には、パラークラマ・サムドラという12世紀、パラークラマ・バーフ1世が作った灌漑用貯水池がありますが、これが乾季の農業用水のためのたいせつな水源になっています。
ポロンナルワの遺跡群は広い範囲に分布しているので、自転車を借りてまわりましたが、1日かかりました。入場券は外国人25USドルです。
ガル・ヴィハールの涅槃仏やランコトゥ・ヴィハーラやキリ・ヴィハーラや宮殿跡など、見どころは多い。途中、意外と売店がほとんどないので、飲み物を持参したほうがよかったですね。
この遺跡に棲み付いていたのが野生のサル。野生といっても、観光客が行き来する場所に陣取り、ふてぶてしく人間を観察しています。2mくらいまでなら近づけました。それ以上近づこうとすると威嚇されます。
スリランカでは、他の場所でも野生のサルを見ましたが、2種類いました。1種類はニホンザルと似ている種類。そしてもう1種類が、このポロンナルワの遺跡のサルと同じ種類で「スリランカ・ハイイロオナガザル」。美しいサルです。
これで引っかかれたり、荷物を盗られたり、というトラブルはないのでしょうか。日本でなら「悪さをするサル」ということで、すぐ問題になるような状況ですが。
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