マレーシア・スリランカの撮影旅 2012年 (12) 旧首都コロンボと空港に近いニゴンボ
(写真は上から、コロンボの市場の男、コメ問屋、ニゴンボの双胴船「カタマラン」、夕方のミサ)
スリランカの首都は、スリー・ジャヤワルダナプラという街。でも、旧首都であるコロンボからわずかに10kmで、首都機能の一部しか移転していないようなので、実情は、まだコロンボが首都といってもいいのかもしれません。
とにかくスリランカでは最大の都市です。けっきょくこの街には1泊しかできませんでしたが、とくに庶民の街である、コロンボ・フィート鉄道駅やバス駅や市場がごちゃごちゃした「ペター」と呼ばれる地区は活気があっておもしろかったですね。
市場にはコメ問屋がならんでいて、各地からのコメが運び込まれていました。この種類の多さに驚くばかりです。
写真を撮りながら歩いていると、荷物を運ぶ男たちや問屋の商人たち、あっちこっちから声がかかります。「俺の写真を撮れ」とか「彼の写真を撮れ」と。
「この男は、スリランカ・モンキー。写真を撮ってやって」
見るからに屈強な男です。「モンキー」と呼ばれた男も、笑いながら写真に収まってくれます。写真を撮って、遊びながら市場を歩くというのも久しぶりだった気がして、妙に楽しく、新鮮でした。
ニゴンボは、コロンボから北へ約30km。空港から近い(トゥクトゥクで40分)ので、外国人観光客は、スリランカ入国の1泊目か、出国の前日に泊まるという人も多いようです。
スリランカを出る飛行機が、朝8時代発だったので、俺も前日はニゴンボで1泊し、朝5時に空港へ向かったのでした。
ニゴンボは白砂のビーチもあり、リゾートホテルやゲストハウスなどたくさんの宿泊施設、レストラン、旅行会社、ネットカフェなどがそろっています。観光客には便利なところです。
そしてここでは「カタマラン」と呼ぶ双胴船があります。夕方漁から戻った「カタマラン」をニゴンボの浜で撮影することができました。たしかマダガスカルにもこんな船が浮かんでいたと思いますが、インド洋の船ですね。
ここの住民はキリスト教徒が多く、夕方には教会でミサが行われていました。
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