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2012/03/30

新潟県十日町市 蒲生の棚田&留守原の棚田(動画) YouTubeにアップ

新潟県十日町市、蒲生(かもう)の棚田と留守原(るすばら)の棚田、5月下旬に撮影した動画です。鳥の声や水の音が聞こえます。


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2012/03/27

雨の埼玉県横瀬町寺坂棚田(HD動画) YouTubeにアップ


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2012/03/25

犬の「しつけ」に疑問あり。喧嘩することも社会との関わり。

120325

最近悲しいことがあります。

それは、ヴィーノの散歩のときですが、ヴィーノの姿を見つけると、角を曲がったり、向こうへ引き返して行ったりと、あきらかに、ヴィーノを避けている犬の飼い主が多いことです。

理由は俺にもわかります。ヴィーノが吠えるからです。

喧嘩することもある意味、「犬社会」との関わりだと思うので、喧嘩するのはしかたないと俺は思っています。

噛み付いたら迷惑をかけてしまいますが、吠え合うくらいいいんじゃないかなと俺は思っているので、最初から、喧嘩もさせない犬の飼い主を見ると、なんだか悲しくなってきます。そうやって先回りして、トラブルを回避して、喧嘩もさせないなんて。

そもそも、吠え合うことが、即「悪いこと」と思うことは、「犬の飼い方の常識」に惑わされているんじゃないでしょうか。俺はどうも「犬のしつけ」に疑問を持つようになってきました。

「ちゃんとしつけなきゃ、飼い主失格だ」とか、よく言われますよね。そういう意味では、ヴィーノのしつけには「失敗」しているのかもしれないし、俺は「飼い主失格」なんでしょうか。

でも、俺は「忠犬」と暮らしたいわけではないことが、この4年間ではっきりしてきたし、ヴィーノのやんちゃさは、「しつけの失敗」ではなくて、ヴィーノの「個性」だと思っているので。

まぁ開き直り。そういわれてもしかたありません。

でも、「しつけ」ってなんだか考えてみたことありますか? 人間が管理したがっているだけじゃないのか、とも思います。しつけなんかしなくても、犬は、ちゃんと生きていけます。スリランカの犬はそうでした。原発で立ち入り禁止になった地域でも、ちゃんと犬は生きています。

人間のルールに従うことが犬の幸せ? そういう面も確かにありますが。飼い主のいうことを聞いて喜んでいるなぁと感じることはもちろん俺もあります。

人間もそうでしょう。しつけのなってない人間のほうが多いくらいです。最近は。それでも生きているし、「飼い主失格」などと、その人の親を攻めるなんてことはあまりない。犬だって同じじゃないのでしょうか。

犬を馬鹿にしてはいけない。人間の庇護(管理)なんかなくても、強く生きていける動物かもしれません。(嘘だと思う人、確かめてないんだからわかりませんよね?) 俺はだからヴィーノはあくまでも「野生動物」として認めているし、生き物として対等な存在でありたいと思っています。種が違った者どおしでも「家族」になれるというのは犬をおいて他にないとも思っています。これは奇跡です。

ところで、うちではよく言うんですよ。

「働かざるもの食うべからず」と。

だからヴィーノも、嫌がらずに、俺の写真や動画のモデルとして働かなくちゃならないんです。家族ですから。

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2012/03/23

イランの問題は日本の原発再稼動の危機をまねくかもしれない

120323(イラン・シーラーズ郊外の石油施設)

イランとアメリカの緊張関係については先日も触れました。

緊張するイランとアメリカ 『ホルムズ海峡・砂景色』(2012/01/22)

これにイスラエルがかかわっていて事態は複雑さを増しています。イスラエルは4月~6月の間に、イランの核施設と言われている場所を先制攻撃するだろうとアメリカは予想しているらしい。

そこで日本。イランの問題は日本に大きな影響を及ぼします。

ガソリンなどの物価が上がるというだけではありません。心配になるのは日本の原発の再稼動が加速するのではないかということです。ホルムズ海峡封鎖だけでも、日本に原油が入ってこなくなるわけですが、もしイスラエルがイランを先制攻撃してしまったら、もっと深刻な事態が起こるのは必至です。

もし原油がストップしてしまったら、なし崩し的に、一気に原発が再稼動されてしまうかもしれません。多少の節電で対処できるレベルではないとのこと。少なくとも、中東の危機は、再稼動推進派を後押しする材料になるはずです。

せっかく今、原発を再稼動させない(ひいては将来的に原発をやめる)機運が高まっているのに、一気に逆転してしまう恐れがあるのではないでしょうか。今回の一方的な電気料金値上げ問題のように、電力会社に、また好き勝手をやられてしまうのではないかと心配します。

日本近海にはメタンハイドレートという有望視されている燃料が豊富に眠っていて、実用化されるのは10年後くらいになるらしい。この大惨事を見てからは、他にも眠っている燃料や自然エネルギーを活用することで、脱原発の方へ向かうのは自然の流れでしょう。なんとかこの10年しのげば、将来的には、脱原発を達成できるのではないかということです。
 
そのためにも、イランの危機は何とか回避したいと思うところですが、日本政府はちゃんとやっているんでしょうか。たとえば、イランに対して核査察を受け入れるよう、イスラエルには攻撃しないように説得したり、という外交活動です。

今年の夏にかけて、これはすごく大きな問題になってくると思います。


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2012/03/22

映画『ハート・ロッカー』を観て

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『ハート・ロッカー』(The Hurt Locker)をDVDで観ました。衝撃的な映画です。

『ハート・ロッカー』(原題: The Hurt Locker)は、2008年のアメリカ映画。イラクを舞台としたアメリカ軍爆弾処理班を描いた戦争アクション、社会派ドラマ。撮影はヨルダンで行われた。第82回アカデミー賞作品賞受賞作品。(Wiki参照

● 『ハート・ロッカー』のプロデューサーが、選考委員の知人らに作品賞はアバターではなくハート・ロッカーに投票してほしいと呼びかけた電子メールを送っていたことが判明し謝罪している。

● アカデミー賞授賞式直前にはイラク戦争でアメリカ陸軍の爆破物処理班に所属していた曹長がモデルは自分であるとして訴えを起こした。

● アカデミー賞に輝いた『ハート・ロッカー』は 間違いだらけの戦争描写で、米軍への敬意に欠けると新聞で酷評。

というように、いろいろ問題ある映画だったんですね。でも映画自体は面白いと思います。

映画の冒頭で出る言葉は、この映画の本質を表しています。

「戦闘での高揚感は ときに激しい中毒となる 戦争は麻薬である」
    クリス・ヘッジズ(世界各地の紛争地帯での取材経験を持つジャーナリスト)

緊張感のあるシーンが続き、「人間爆弾」にされた少年の遺体から爆弾を抜くシーンには吐き気をもよおすほどで、「気楽に楽しめる」映画とはいえないかもしれませんが。それなりの覚悟がいります。

主人公は、いったん任務が終わってアメリカへ帰りますが、何かもんもんとした状態で平和な日常を過ごします。

そして最後のシーンでは、爆弾処理班に復帰したのでした。

こんな危険な任務を1年も続けていたら、頭がおかしくなってしまいそうですが、俺も同じような状況に置かれたら、やってしまう(やれてしまう)のかもしれません。

人間はどんな状況にも慣れるということがあります。それはいいことでもあるけど、悪いことでもある。

とくに戦争状態のような異常なときには、一種高揚感があって、危険が危険とは感じなくなる。異常が異常には感じなくなる。まさにこれは麻薬です。

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2012/03/21

カレー料理店 狭山市の郵便局の近く 「スパイス ガーデン」

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スリランカから帰国して1ヶ月以上たち、なんだか無性にカレーが食べたくなったので、近くにあるカレー店へ行きました。スリランカ・カレーではなく、インド・カレーですが。

以前から何度か行っていますが、味は悪くないし、そしてなんと言っても特大ナンとカレーのボリュームもあります。気に入っている店のひとつです。

ランチメニューは、11:00~15:00

サラダ、スープ、カレー、ナン or ライス、ドリンク付です。カレーの辛さは選べます。

今回は、俺がマトン・カレーのセット900円、妻がほうれん草・カレーのセット800円。

それと、特製ソースにじっくり漬け込んで炭火で焼いた「チキンマライティッカ」は、4ピース入って600円。これはおいしい。ドリンクは、ホット・チャイにしてもらいました。

スリランカを思い出しながら中辛カレーを満喫。スリランカのカレーとはだいぶ違いますが。

スリランカは味のバリエーションが少なくて、カレーはしばらくいいかなと思ってましたが、たまに、辛さが恋しくなりますね。

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2012/03/19

瓦礫広域処理が進みそう。でも、反対する人の反対理由は小ずるい。

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瓦礫広域処理が進もうとしています。ようやくですね。いい傾向だと思います。

最初に断っておきますが、俺はこうなってしまった以上、放射性物質(今回の瓦礫は微量過ぎるくらい微量で、「気にする」ことが恥ずかしいほどですが)と付き合っていくしかないという考えです。それは今まで原発が作っていた電気を、「便利だ」と言って無批判に使い続けてきた自分自身の反省を込めてです。

その上で。

このごに及んでも瓦礫受け入れに反対する人はいます。

その反対理由のひとつ。

「被災地で処理したほうが、被災者雇用につながる」というものがあります。

確かに被災地に処理施設を作ってやれば雇用はできるでしょう。(実際やり始めているようです)

でも、被災者に、何年間も自分たちが津波で流されて壊された瓦礫処理を続けろって言うわけでしょうか。黙々と瓦礫処理をやる被災者たちの気落ちはどうなんでしょうか。仕事と割り切ってやり続けることができるとはとうてい思えません。とにかく、なるべく早く目の前から瓦礫が消えてほしいと、俺なら思います。

放射性物質の基準値がどうのこうのとか、瓦礫の利権がどうのこうのとか、被災者にとっては、どうでもいい話かもしれません。

全部やってほしいと言っているわけではありません。被災地だけで処理できる量をはるかに越えているからです。非常事態なのです。

東北の復興は、大きく見れば、日本の信頼回復にもつながるはずです。もう少し大きな目で考えてみてはどうですかね。無理ですか? 無理ですね。失礼しました。

むしろ、「自分の生活圏を汚されたくない」とか「不浄なものに近づきたくない」と正直に言えば、俺は反対する人の立場も尊重するのに。それは誰もが持っている権利でしょうし。

でも、こういう、もっともらしい言い訳をされると、「小ずるいなぁ」と思ってしまうんですよねぇ。俺はひねくれ者だから。正論の仮面を被った醜いエゴイストに感じてしまうんです。

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2012/03/17

写真ギャラリー 『中国貴州省黔東南ミャオ族トン族自治州の棚田』アップしました

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Ya_2『中国貴州省黔東南ミャオ族トン族自治州の棚田』(オリザ館)


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2012/03/15

「聖地巡礼」 探すことの面白さ

120315_2(クイズです。これはどこの棚田でしょうか?)

先日NHKの「クローズアップ現代」で「聖地巡礼」についてやっていました。

最近、地方を舞台にしたアニメや漫画が流行していて、その舞台、ロケ地になった場所を巡るファンが多くなっているという話です。

一見マニアックな話題なのですが、でも馬鹿にできないのは、その数なのです。ひとりふたりなら、単なるマニアで済まされてしまいますが、千人単位の人が訪れるということは無視できないムーブメントです。

そこに目をつけた地方自治体が、その街のシーンを入れたアニメを製作しているそうです。「聖地巡礼」で多くの人を呼び込もうという作戦です。「ゆるキャラ」の次が「聖地」でしょうか。地方活性化のカギは。

ぜひ誰か棚田を扱ってほしいですね。棚田の曲線の特徴から、「あぁ、これは@@@の棚田だな」とか、わかってしまう俺もマニアックですが、棚田活性化には効果がありそうです。

棚田ではありませんが、西武線沿いのアニメが製作されたそうで、少しだけ紹介されましたが、すぐ、宝登神社とロウバイ園はわかってしまいました。もっと難しい場所も入れてほしい。(あとでこれは『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』だとわかりました) 

でも、「あざとさ」がばれると、「聖地」にはなりません。特に筋金入りのマニアにとっては。

誰も気がつかないものに面白さを見つけるのがマニアです。それが最初から答えを準備されて、「さぁどうぞ」と差し出されても、犬じゃあるまいし、それに乗っかるほどマニアは愚かではありません。

そこに「聖地」作りの難しさがあるのではないでしょうか。どうやって「探すことの面白さ」を持たせるか、です。

そうそう、ある犬の本に、たしかこんなことが書いてあったのを思い出しました。

犬は探すことが好きだけど、探したとたん、興味を失うことがあるそうです。この話を読んで犬だけじゃないな、俺もそうだなと思いました。

目的物そのものよりも、探す過程が面白い。たしかにそうなのです。

雲南の少数民族、メコンの源流や河口、棚田百選。今まで取り組んできた旅のテーマをあらためて考えてみると、そこに共通するのは「探す」こと、と言うこともできます。

こんどからは、「旅」でななくて、「探す」がキーワードになる予感もあります。

あるかないかわからないものが、「あった!」と探し当てたときの喜びは何物にも換えられません。犬や人間だけじゃない、動物が本来もっている何かが刺激されるのです。「食欲」「性欲」「権力欲」そして「探求欲」かな。

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2012/03/14

マレーシア・スリランカの撮影旅 2012年 (22) ヒッカドワの、あるツナミ・ハウスに住む漁師 「海に近いところに住みたい」

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120314_3(上からツナミ・ハウスのサラットさん夫婦、壊れた住居、ツナミハウスの住民)

スリランカ南東部、リゾート地であるヒッカドワから山側へ5kmほど入ったところにも、2004年の津波で被災した漁民たちの「ツナミ・ハウス」があります。ゴールでもらった手書きの地図を頼りに、この村を探しました。

村を案内してくれたのは英語も少しわかる、50歳になる漁師のサラットさん。奥さんと一緒に暮らしています。たまたまこの日、娘が子供と旦那を連れて里帰りしていました。

このツナミ・ハウスを作ったのは、ある企業だそうです。村の入り口に碑が立っていました。

ここには146家族が住んでいます。多くはヒッカドワ地区の被災者たちです。家は平屋で、ベッドルームが2つ、リビングと、キッチン。水は共同井戸があるし、電気も来ています。サラットさんにはテレビもありました。基本的なライフラインは揃っているようです。

ただ、サラットさん言います。

壁はコンクリートではなくて、発砲スチロールを固めたような建材を使っています。数年経って、この建材がぼろぼろになってきて、崩れている家もたくさんあります。壊れたのは102戸です。でも、壊れても誰も直してくれません。お金がある人はヒッカドワで借家に住めるが、壊れてもそこに住み続けるしかない人もいます。

サラットさんは漁師です。海岸まで5kmあるので、朝4時に出て、夜は10時を過ぎて帰るのだといいいます。

「遠くて大変です。漁師は海に近いほうが便利だし、戻りたいです」

津波のリスクはあっても、漁師は海に近いところに住みたいというのは、前日訪ねたフォトミュージアムのカマニさんも言っていました。

これは日本の漁師のみなさんも同じなのかもしれません。「できれば海の近くがいい」と。安全と便利さとのバランス。それをどう考えていけばいいのか迷っている時期なのかもしれません。


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2012/03/13

マレーシア・スリランカの撮影旅 2012年 (21) 『Light of Sri Lanka. スリランカの光』 スリランカ写真のスライドショー

『Light of Sri Lanka. スリランカの光』アップしました。

キャンディ、ハプタレ、エッラ、ポロンナルワ、シーギリヤ、ゴールなどの写真を使っています。音楽は、ソフトの自動伴奏作成を使い、メロディは自作した、一応オリジナル曲です。

アップしたらさっそくコメントが。

「あなたの旅は、馬で小さなカップを行くようなものだ。これは(北部の人を)嘲笑しているんですか? モスクやヒンズー寺院はや教会はどこですか? (ムービーには入っていません) あなたは愚か者です。」といった意味の英語。

たぶんタミル系の人(あるいはシンパ)からの抗議でしょか。(タミル系のHPにリンクが張られていたのでそうだと思います) 意図的にイスラム寺院やヒンズー寺院や教会を除いたわけではないんですが。そもそも北部には行ってないし。

気楽な旅写真のつもりですが、タミル人にとってはシンハラだけを取り上げて「スリランカ」をうたうのはおかしいということなのでしょうか。それともスリランカの民族問題に鈍感な俺が悪いんでしょうか。でも、外国人の俺にそこまで要求されても、という気もします。ハードル高すぎです。

なんだか政治的に利用されるのも嫌なので、このコメントは削除しました。


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2012/03/10

東日本大震災 311から1年たって思うこと。ただただ、お願いするしかない

120310(岩手県大槌町。2011年4月26日撮影)

早いもので東日本大震災発生から1年が経ってしまいました。

でも「復興」などといえる状態では、まだまだありません。目の前にうずたかく積まれたガレキが復興の遅れを物語っています。

なんとかこのガレキを処理しなければならないのに、その第一歩さえ進んでいない状態です。

東北のガレキの受け入れをかたくなに拒否している人たちがいます。もうここまでくると、「科学」ではなくて「宗教」or「哲学」の問題ですね。

この人たちにとっては「東北」イコール「不浄」というイメージなのでしょうか。福島と宮城や岩手と区別つかない人もいるのかもしれません。いくら「放射能の値が低い」と言っても「ゼロ」でなければならない、いや、たとえ「マイナス」でも拒否したいのでしょう。

だから、こういう人がいるのは、仕方ないといえば仕方ない。少数とは言え、そういう感じ方や考え方も尊重しなければならない、とは、俺も頭ではわかるつもりですよ。でも正直、感情がザワザワして落ち着かない。きっと、こういう人たちは、震災後、買占めに走ったんだろうなと想像してしまいます。勝手な思い込みですが。

俺も偉そうなことはいえません。彼らを非難できるほどりっぱな人間ではありません。俺もきっと、切羽詰った状態では、他人を押しのけても生き残ろうとするでしょう。つまり、ガレキを拒否する一部の人というのは、切羽詰った状態の人ということです。じゃぁなぜ切羽詰っているのか。

まず見えない恐怖に対する防御策は、疑わしいものから、遠ざかる。疑わしいものは、すべて拒否する。そうすることで安心できる。一見「科学的」ですが、そうじゃないと思いますよ。まったくこれは気持ちの問題です。放射能に、精神的に負けたことになってしまいます。

危険を避けると言っても、発がん性物質を吸い込まないように、外出のときには、必ずマスクするとか、脳に悪いというので酒も一滴も飲まず、交通事故に遭わないようにしょっちゅう周りを見回しながら歩いているか、というと、きっとそうではありません。「放射能」に対しては敏感でも、他の危険物には鈍感だったりします。それはやっぱり「初めてのもの」「目に見えないもの」だからなのでしょう。その感じ方、考え方は人それぞれです。(俺は放射能には鈍感でも血糖値には敏感です)

初めてのもの、目に見えないものに対する恐怖心。どう対処するか。これはきわめて個人的な問題です。だから科学的に説得しようとしても難しい。ただただ、お願いするしかないのです。

どうか、お願いします!!

ただ、こういうのは違和感ありますね。ところによっては、地元住民ではなく、よそから来た「活動家」がガレキ受け入れの拒否を叫んでいる例もあるらしい。地元住民が反対するならまだわかりますが。

そういう「活動家」がもっとやっかいなのは、「正義」を振りかざしてくることです。あるいは、「人命」とか「人権」とかですね。「正義」の仮面をかぶったエゴイストは醜い。それなら、俺はエゴイストの仮面をかぶったエゴイストでありたいと思います。

1年を振り返って、もっと前向きなことを書くつもりでしたが、愚痴になってしまいました。

来月は東北へ行く予定です。

とにかく、1年という節目ですが、区切りでもなんでもなく、被災者の生活は、昨日も、今日も、明日も、たんたんと続けていくしかない。そういう被災地のことを、なんとか俺も頭の片隅に置きながら生活していくしかないかなと思う、3月11日です。


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2012/03/08

棚田米のネット販売サイト  「棚田米 百選 オンラインショップ」

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120308_4(写真は上から、新潟県十日町市星峠の棚田、山形県大蔵村四ヶ村の棚田、山形県朝日町椹平の棚田、愛知県新城市四谷千枚田)

棚田米のネット販売サイトが昨年末にオープンしました。

全国の棚田米を自分で探して購入するとなると、至難の業です。だからネットショップのような販売方法は、種類は多いが量が少ない棚田米のような商品には向いているのでないでしょうか。

棚田米を作っている農家の人を応援したいと思います。

サイトを運営する(株)成川米穀さんは、次のように言っています。

「失われつつある地球の遺産、棚田(千枚田)を未来へ  
古くは数百年前より守り継がれ、歌人にも歌われた美しい棚田が危機に瀕しています。 全国の棚田生産者は生活のためではなく、先祖伝来の棚田農地を残すために苦心しています。 少しでも多くの人に棚田を知ってもらい、棚田米を味わっていただきたい。 そして、棚田にたずねてもらえればこれ以上の喜びはありません。」(HPより)

棚田米 百選 オンラインショップ

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2012/03/05

オセロ・中島さんの件を聞いて  悪徳占い師、悪徳霊媒師の対処法「毒をもって毒を制す」

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スリランカから帰国して以来、ずっとこのオセロ・中島さんのニュースをやっていますね。ようやく彼女が奪還されたようですが、マインドコントロールを解くのは、これからが大変なのでしょう。

自称占い師だか霊媒師だか知りませんが、俺も昔、占い師と大喧嘩したことがあり、それ以来不信感を抱いてきた一人です。

これから書くことはあくまでも「悪徳占い師」や「悪徳霊媒師」に対してであって、善良な占い師や善良な(?)霊媒師は関係ないので、その点ははじめに断っておきます。

それにしても今回のような悪徳占い師(霊媒師)は傷害罪には問われないのでしょうか。心に対する障害罪です。

美輪明宏氏が今回のオセロ・中島さんの件でインタビューを受けたとき、「95パーセントの霊媒師は偽者」といったそうですが、俺に言わせれば「100パーセント偽者」です。

いや、「偽者だからだめだ」といっているわけではありません。「霊媒師」「占い師」にもそれなりの「役割」があるのは俺も認めます。占いまがいのことは自分でもやるし、他人に背中を押してもらいたくなることもあります。「パワースポット」だって遊びとしては面白いと思っています。

占い師と大喧嘩した後、占い師に対抗する方法を考えたことがあります。

モロッコのフェズでの体験は、そのヒントになるものだったかもしれません。

フェズには物売りや自称ガイドがたくさんいて、「要らない」と何度断ってもしつこく付きまとい、観光どころではなくなって、しだいに、ホテルから出るのも億劫になった時期がありました。

これじゃぁだめだと思い、彼らに対抗する方法を実践したのです。詳しいことは恥ずかしいので省きますが、とにかく、「要らない」とは言わず、彼ら以上の「物売り」になったのです。

悪徳占い師や悪徳霊媒師はしつこい物売りと同じです。だから「占いは当たらない」とか「運命なんかない」とか「霊は存在しない」などと否定してはいけないのでしょう。最後の切り札と考えているのか、最後は「地獄に落ちるぞ!」と脅されます。今なら「地獄なら行ってみたいです」といえるのですが、当時は俺もカッとなってしまいました。相手の思う壺だったようです。

彼らは、そういうことに否定的なことを言われることには慣れているし、むしろ、その人を論破することに無常の喜びを感じているふしがあります。だから議論が始まったら勝てないのです。

「毒は毒をもって制す」といわれるように、占い師以上の占い師に(霊媒師の場合はちょっと難しいかな)、こちらがなる、という方法はどうでしょうか。占い師は占い師を占えないのではないか、占い師は他の占い師から自分の運勢を占われることを嫌うんじゃないかと俺は思っているのですが。(悪徳占い師のみなさん、意見をお聞かせください)

まずこう言ってあげましょう。

「私のことはいいです。私はあなたのことを占ってあげます。実は私も占い師なんですよ。あなたは@@歳ですね?」と、わざと見かけより上の年齢を言うのです。

すると相手は無言か、「@@歳なんていってません」と言うでしょう。そしたらとぼけた顔をして、

「ハズれました? それにしても、ずいぶん老けて見えますねぇ」

これが第一歩。そして相手に、なるべく具体的な日付といっしょに、「悪い運勢」を授ける、という方法です。どうかな?

これが成功するかどうかわかりません。失敗しても当方は責任を取りませんのであしからず。


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2012/03/04

マレーシア・スリランカの撮影旅 2012年 (20) スリランカの鉄道 (ムービー) キャンディ・エッラ間

スリランカでは、何度も鉄道に乗りましたが、やっぱり景色がいいのは、中央山地ですね。

ほとんどは茶畑で、残念ながら棚田がなかったことは、すでに書いたとおりです。

棚田を探すために、乗ったり降りたりを繰り返しましたが、エッラ~キャンディ間は一気に戻りました。約6時間半の長旅です。

時間があったので、気が向けばムービーを撮影していました。

「鉄ちゃん」ではないし、今までそれほど鉄道を意識したことはありませんでしたが、今回スリランカの鉄道に乗って、鉄道が好きになってきました。とくにこのスピードの「遅さ」がいいんです。

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2012/03/02

マレーシア・スリランカの撮影旅 2012年 (19) LCC元年 格安航空会社LCCの勢い

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120302_4(写真は上から、羽田空港のエアー・アジアXのチェックインカウンター、クアラルンプールLCCT、クアラルンプール発コロンボ行きエアー・アジア)


今回初めてエアー・アジアを使って、マレーシア経由でスリランカへ行きましたが、LCCというのはすごいですね。ローコストキャリア(Low-Cost Carrier)のことで「格安航空会社」と呼ばれています。

世界的には、LCCが一般に浸透していることを知って、日本がまるで世界の趨勢から取り残されたような「浦島太郎」状態だったんだと初めて気がつきました。

ようやく遅ればせながら日本でもLCC「ピーチ・アビエーション」という航空会社が昨日3月1日に就航しました。日本のLCC元年です。

1979年初めて海外旅行をしたときのことが思い出されます。あの当時、「外国旅行」というと、特別な人だけができるもの、団体ツアーで行くもの。というイメージがあり、じっさい俺も「お金持ちなんですね」などと誤解されることも多かったのです。個人のバックパック旅行は、日本を旅するよりも安く、気軽にできることを、ほとんどの人は知らなかったからです。

その後、個人旅行は一般的になり、特別なものではないこともわかりました。一時期は、若者の必須科目みたいに流行しました。

昔は、飛行機そのものが、非日常を演出する乗り物でした。でも、もう飛行機が特別のものではなく、「安全に運んでくれさえすればいい」という価値観の人が増えてきたということでしょう。

LCCは大きなインパクトを与えます。もしかしたら、昔、個人旅行が「外国旅行」のイメージを変えてしまったように、飛行機という乗り物が、バスと電車と同じような気軽で安い乗り物になることによって、旅の仕方そのものが大きく変わるのではないか、という予感を感じて帰りました。

なにか、わくわくしてきます。

もちろん「安い」にはそれなりに理由があります。チケット予約を自分ですることもそうですが、使用料の高い飛行機のボーディングブリッジも使わないので、バスで移動(クアラルンプールでは歩く)するなど、わずらわしさも増えます。席は多少狭かったり、預ける荷物、食べ物、飲み物が有料だったりということがあります。乗り継ぎが悪い場合もあります。

だから「楽したい」と思う時は、今まで通り普通の航空会社で高い料金を払って、いいサービスを受ければいいのであって、選択の幅が広がったという意味でも、俺は良かったと思っています。

今まで、強制的に払わされていた(料金に含まれていた)、養鶏場のニワトリのように、食べたくなくても時間になると出てくる機内食などは、むしろ、必要だと思う人だけお金を払って買うという、当たり前のシステムになったことも、いいことだと思います。(以前航空会社の人から、機内食が1食2000円以上かかっているという話を聞いたことがあります) 荷物だって、たくさん持っている人が多く払うのは当然のことです。


エアー・アジアの場合、まず、チケットはネットで予約しなければなりません。

http://www.airasia.com/jp/ja/home.page

地図で目的地までのルートがあるか確認です。クアラルンプール経由が多いので、乗り継ぎが悪いと、クアラルンプールに1泊しなければからないかもしれません。

預ける荷物の重さ、座席指定するか、機内食を予約するか、などいくつかオプションを選んで、予約を確定し、カードで払えば終わりです。

あとで、メールでPDFファイルのチケットが送られてくるので、それを印刷して持っていけばOKです。

クアラルンプール行きは、23時45分、羽田空港発なので、東京近辺に住んでいる人には楽です。Webチェックインを済ませていけば、荷物を預けるだけで、簡単に済みます。その際、搭乗券をもらいますが、まるでスーパーのレシートのようなぺらぺらした紙なので、なくさないように。

機内の革張りの席はそれほど狭くは感じませんでした。ただ中はけっこう寒いです。毛布も有料ですが、羽織れるものを持っていたほうがいいようです。どうせ真夜中なので、俺は機内食を頼みませんでした。

クアラルンプールは、翌朝6時30分、LCC専用の格安航空会社専用ターミナルLCCTに到着します。飛行機から降りたら、ターミナルビルまで約500mを歩きます。入国審査、カスタム審査は普通の航空会社と同じです。

LCCTから市内まで頻繁にバスが出ているので便利です。乗り継ぎの人も多く、LCCTは活気がありました。レストランやカフェもたくさんあるのですが、どこもお客でいっぱいです。なので、一番奥にあったフードコートで時間をつぶしました。こちらは広くて比較的空いていました。

クアラルンプール発コロンボ行きの飛行機は、朝6時20分発でした。だから羽田から着いたその朝に乗り継ぎはできません。少なくとも1日以上待たなくてはなりません。(俺は2泊しました)

下の写真は、ターミナルビルから飛行機まで歩いて行き、コロンボ行きの便に乗り込むところです。


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2012/03/01

マレーシア・スリランカの撮影旅 2012年 (18) マレーシア・クアラルンプールで見つけたコメ食品

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120301_7(写真は上から、カンポンバルのナシ・レマッ屋、KLCCフードコートのナシ・レマッ、プルッ・エンティ、チャイナタウンのクエ・ティウ、KLCCのアッサム・ラクサ、空港のナシ・ダガン)

【ナシ・レマッ】

ナシ・レマッ(NASI LEMAK)とは、マレーシアで一般的なコメ料理で、ココナッツミルクを加えて炊いたご飯のことです。

クアラルンプールのマレー人地区、カンポンバルには、たくさんのナシ・レマッ屋が並んでいました。

その中で、テーブル8卓くらいのこじんまりした1軒の店に入りました。料理が並んでいるので、手で指差して好きなものを皿に載せてもらいます。

マトンのレンダン(煮物)とレバー串焼きを頼みました。ゆで卵、イカンピリス(揚げ煮干)、キューリ、サンバル(辛みそのようなもの)は必ず付いてきます。これがナシ・レマッの基本形。ミルクティー付きで9RM(約250円)でした。

サンバルが思ったほど辛くなくおいしい。このサンバルが店ごとの個性を決める重要な味になるらしく、遠くから車で食べにくる客もいるそうです。


【プルッ・エンティ】

KLCCのフードコートのショーウィンドーに緑の葉っぱに包まれたものがあって、聞いたら「ナシ(ご飯)」だというので、買ってみました。

これは、マレー語で「プルッ・エンティ (PULUT INTI)」と呼ばれるもので、削ったココナツの実と黒砂糖を炒め、モチゴメの上に載せ、すっぽりココナツの葉で全体を包み、蒸したもの。

コメにココナツの香りと甘さが移っておいしいデザートです。マレーふうの粽といってもいいでしょう。包みを開けてみたら、上はココナツの茶色、下はコメの白、そしてココナツの葉の緑が美しい写真的な食品でもありました。


【クエ・ティウ】

チャイナタウンの朝市の中に屋台村があって、麺を食べてみました。4.5Rのクエ・ティウ(KUEH TEOW)。

魚のすり身の団子、油揚げ、あっさり塩味の中華ふうスープのヌードルです。東南アジアのチャイナタウンでは一般的なスープ麺です。

その店では3種類の麺を用意していました。俺が頼んだコメの平たい麺が「クエ・ティウ」といいます。ほかに、細いビーフンの「ミーフン」、そして中華麺の黄色い「ミー」があり、客はそれをえらぶことができます。

こういったスープで食べる麺はアジアでは一般的ですが、スリランカにはありませんでした。スープで食べる麺があるところは、食事のバリエーションが一気に広がるような気がします。だから、味は良くても、スリランカの食品にバリエーションの少なさを感じるのかもしれません。


【アッサム・ラクサ】

アッサム・ラクサ(ASAM LAKSA)を初めて食べたのは、チャイナタウンのセントラルマーケットでした。

ラクサは、香辛料のきいた麺料理ですが、大きく分けると「カレー・ラクサ」と「アッサム・ラクサ」があります。「カレー・ラクサ」はココナッツミルクを加えたカレー味、「アッサム・ラクサ」は酸味がある魚スープの麺です。

魚のすり身のような沈殿物がスープの下にたまっていました。いろんな具が入っていましたが、かろうじてわかったのは、パイナップルとキューリだけ。タマリンドスープの酸っぱい味の中に、甘いパイナップルが入っているのは、アクセントになっていてなかなかいいですね。

アッサム・ラクサの第一印象は、とにかく、辛くて酸っぱい。

これが世界7番目においしいとランキングされた料理だそうですが(World's 50 most delicious foods complied by CNN Go in 2011)、本当なのでしょうか。西洋人の舌でのランキングだからねぇ。これよりおいしい物は、アジアには(と言うか、結局は俺自身の舌にとってですが)ごまんとあります。

まぁ、しかし、癖のある食品は、最初はとっつきにくいが、何回も食べてしまうという特徴があります。いわゆるヤミツキです。このアッサム・ラクサも、そうなるかもしれません。

「魚の出汁で食べる麺」で思い出すのは、ミャンマーの「モヒンガー」。「モヒンガー」の方があっさりしていました。

そのあと、この酸っぱさを中和するために、氷抜きのコーラを頼みました。

翌日、スリアKLCCのフードコートで食事をしました。またアッサム・ラクサがあったので、頼んでみました。7.9RM。

麺を選ぶことができますが、コメの麺は、一番細いクエティウ風の麺だったので、それにしてもらいました。ほかに太くて透明なしこしこした麺もありますが、これはコメ以外の澱粉を使った麺らしい。

それにしてもここのアッサム・ラクサの量は多かったですね。入っていたものは、細いコメの麺、キューリ、小玉ねぎ、ミントの葉、パプリカの千切り、パイナップルの千切り、レモングラス(?)。スープは魚のどろどろしたもので、写真を見てもらえばわかるように、スープというより、ほぼペーストです。

ただ、ここのは、あまり酸味がきつくありませんでした。外国人が多いということで、味をマイルドにしてあるのでしょうか。食べやすいことは食べやすいですが、アッサム・ラクサ独特の酸味が効いてなくて、どこか拍子抜けしてしまう味です。これなら昨日セントラルマーケットで頼んだアッサム・ラクサの方が、強烈で良かったですね。


【ナシ・ダガン】

クアラルンプールの空港でチェックインを済ませたあと時間があったのでフードセンターに行きました。

何かあるかな?と、カウンターをうろうろしていると、葉っぱに包まれたものがあったので、聞いたら、予想したとおり「ナシ(ご飯)」だというので、あまりお腹は空いていませんでしたが、頼んでしまいました。

コメ食品を探す目的なので、たまに無理に食べなければならないときもあります。(なので、旅番組のグルメレポーターは辛い仕事だなぁと同情します)

これは「ナシ・ダガン(NASI DAGANG)」というもので、魚のカレーで食べるココナツミルクを加えて炊いたご飯。ご飯の中には、豆とレモングラスの千切りのようなものも入っていました。カレーといっても、さばの味噌煮のような味で、いわゆる「カレー」とは違ったものです。ココナツの香りのご飯とこの魚のカレーは合いますね。

マレー半島東部の州で、朝食として食べられているご飯だそうです。

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