ミサイル打ち上げ失敗発表を準備していたと思えるほど早い北朝鮮の発表
打ち上げに失敗したミサイルの残がいは韓国西海岸の海上に落下したようです。
ミサイル発射が失敗に終わったことを認めた北朝鮮。
とうぜん失敗は隠し通して、「成功」を高らかにうたうのかな、と思っていたので、意外な感じがしました。祝賀ムードに水をさし、新体制作りを進めるキムジョンウンにとっても痛手ではないかと。
でも、そうでもないかもしれないという話が載っていました。
ミサイル:「失敗が正恩氏にとって軍掌握のチャンスに」
(Chosun Online http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/04/14/2012041400312.html)
なるほど。
「失敗」発表の準備をしていたのではないかと思えるほど、早い段階の発表でした。当然発表することはキムジョンウンの指示だろうし、彼にとってはプラスになるから発表したんだろうし。そう考えると、このChosun Onlineの記事は信憑性がありそうです。
それと今回は外国メディアを招いていたので嘘もつきにくかったということもあるでしょう。もしこの招待もキムジョンウンの指示なら、失敗をむしろ望んでいたのかもしれません。「まさか」とは思いますが。
まず内側を固める。そういう意図はあんがい、外から見ると「非常識」に見えることもあるのではないでしょうか。
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