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2012/06/20

福岡県柳川市へ行ってきました (03) 柳川名物「うなぎのせいろ蒸し」と「柳川鍋」

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120620_2(写真は↑: うなぎのせいろ蒸し  ↓: 柳川鍋)

柳川といえば、うなぎが有名らしい。「うなぎのせいろ蒸し」という名物料理があります。知らなかった。

どじょうを使った「柳川鍋」は「柳川」と付いているくらいだから、柳川と関係あるんだろうなぁと思っていましたが、違ったようです。

それほど「名物調理」というものに関心はない俺ですが(ローカルフードには関心があります)、今回は写真のリクエストもあったので、立派な観光客になって、ふたつとも食べてみました。

「おいしかった?」と聞かないでください。けっしてまずいわけではないことはわかるでしょう? でもひねくれ者の俺なので、特別変わっていておいしくなければ、素直に「おいしい」とはいえないのです。それとも俺はうなぎを食べ慣れていないので、おいしさがわからないということなのでしょうか。

どうも「名物」といわれるものに引っ掛かりがあります。

数年前、佐賀平野のクリークを取材したとき、佐賀市の居酒屋で、いわゆる「有明もの」と呼ばれる食材、たとえば「がん漬 (しおまねき蟹を潰して、唐辛子、醤油、塩で味付けした塩辛です)」、「いそぎんちゃく (コリコリした食感)」、「くちぞこ (ひらめの一種、平たい魚)」、「わらすぼ (姿は「エイリアン」と似ている細長い魚。干物の空揚げ)」などを食べましたが、こっちはけっこうローカルフードそのものといった感じで、素直に「おいしい」といえました。

名物は、名物で終わってしまうとしたら残念です。期待を裏切るような衝撃(まずいとか)があったらまだマシかなぁ。

いや最初は「名物」ではなかったはず。もともと地元で食べていたとか、誰かが考え出したとか。それが「名物」に固定化されていくのが、なんとなくつまらなくなる原因かなぁと思ったりもします。

柳川のみなさん、「うなぎのせいろ蒸し」にいちゃもんつけているわけではありません。「名物」についての一般論です。


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