中国貴州省の撮影旅2012 (06) 昔と比べると吠えなくなった貴州省の飼犬と里犬たち
村へ行ったとき、犬が気になります。今までさんざん書いてきたことなので詳しくは繰り返しませんが、俺は中国で犬に複数回咬まれて犬嫌いになりました。今はヴィーノというビーグル犬と暮らすまでにリハビリして、犬に対する恐怖心はだいぶ少なくなりました。でも、やっぱり「咬まれるかも」というのが頭をよぎり、つい注意して見てしまうのです。
ところで、貴州省や雲南省の少数民族の村の飼犬や里犬には、あまり愛称をつけません。それは雲南でも聞いたし、前回の貴州の旅でも確かめました。
じゃぁ犬を呼ぶとき何て呼ぶのか聞いたところ、自分たちの少数民族の言葉で「犬」と呼んでいるとのこと。ただ最近では、あきらかにペットとして飼われる犬もいて、そういう犬には、「四つ目」とか「黄色い毛」という意味の愛称を付けているらしい。
どうして愛称を付けなかったのかは、たぶん、こういうことかなぁと想像できますが、確かめたわけではないので、それは後日書くことにします。
昔と比べると、中国の犬が吠えなくなっているように感じます。穏やかになったのです。犬も人と同じように、改革開放の恩恵を受けて腹が満たされ、攻撃的ではなくなってきたせいかもしれません。
あるいは俺自身が、「犬に吠えられない体質」に変わったためかもしれません。
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コメント
クルりんさん
コメントありがとうございます。
貴州の犬は、たしかに気弱でした。気性の荒いチベット犬とは違います。民族性の違いは、飼い犬にも現れるのかもしれないですねぇ。
>村や棚田にとけこんで、いい味だしてましたね~
そうですね。少し薄汚れたところなんか、日本の犬にはない、半野生の匂いもあって、より自然に近い感じがしました。
投稿: あおやぎ | 2012/06/27 23:48
こんばんは~
一度、訪問した村の犬に吠えられたのですが(その家の女の子が、犬を叱ってくれました)、私も、貴州の犬のおとなしさ・・というか、おだやかなのには驚きました。
気弱なかんじがしました。何頭かで群れていても、人と視線を合わせないよう気遣っている(笑 ようにも見えて。
村や棚田にとけこんで、いい味だしてましたね~
投稿: クルりん | 2012/06/27 20:18