中国貴州省の撮影旅2012 (02) 一大観光地になるかもしれない貴州省の棚田
中国雲南省の元江県の棚田をみたのは1992年のことでした。その後、もっとすごいところがあると知って元陽県に行ったのは1994年ころです。
まだ観光客もなく、静かなところでしたが、その後一大観光地になりました。
今のところ貴州省を訪れる観光客の多くは、少数民族の祭りや生活に興味のある人たちです。「棚田」だけを目当てに来る観光客はまだそれほど多くはありません。
でも、俺の直感ですが、雲南省の棚田を見たときの「観光地の予感」みたいなものを、貴州省の棚田にも感じます。
雲南省の棚田は、とにかく巨大です。規模の大きさで言えば、貴州省の棚田は負けるかもしれません。でも、貴州の棚田は、形にバリエーションがあります。言ってみれば、箱庭的なのです。こじんまりしているところでも(もちろん日本と比べればそれでも大きいのですが)形に面白さがあったり、点在するミャオ族、トン族などの村にも個性があります。自分で棚田を発見する楽しみがあります。
もしかしたら貴州省の棚田のほうが、日本人好みかもしれません。将来大きな観光地になる気がします。
今回そんなことを思いながら、東南ミャオ族トン族自治州の棚田を周りました。
| 固定リンク
コメント