2012年のテーマは 『棚田と民俗 人々のくらしと棚田』
棚田学会大会シンポジウム 『棚田と民俗 人々のくらしと棚田』
2012年8月5日(日) 14:00~
会場: 三越劇場(日本橋三越本店6F)
資料代:1000円(会員は無料)
主催:棚田学会
協賛:(公財)損保ジャパン環境財団
今年のシンポジウムのテーマは「棚田と民俗」。あたりあえの話ですが、棚田は、そこに暮らしている人が作ってきたものです。人が作ったから、俺も写真に撮っています。もし自然の造形ならここまでのめり込むこともなかったでしょう。
1週間前、あるインタビューを受けましたが、棚田に行くのは、棚田を含めた「場」が好きなのです、と話をしました。その「場」には、地元農家の人たちの歴史も文化も含みます。
「棚田が美しい」ということは、空間的なものだけではなく時間的なものも関わっていて、「人々の日々のくらしが美しい」という言葉に置き換えても間違ってはいないでしょう。その「美」を視覚化するものが、棚田の曲線なのかもしれません。
また日本の棚田は、「丹精込められている」と再認識したのでした。
「丹精」
いい言葉ですね。「心をこめて物事をすること」
日本人の自然との付き合い方が表れている気がします。
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コメント
skybjnさん
「トンネルを抜けると棚田だった」と言いたくなる場所でした。井仁の棚田は。
Youtube拝見しました。
今の時期は、青々としていますね。稲の生命力を感じる季節です。
投稿: あおやぎ | 2012/07/16 16:44
こんにちわ。
きのう広島の井仁の棚田を歩いてきました。
曇り空で風もけっこうあったので気持ちよく歩けました。
また9月頃に行ってみたいと思います。
http://www.youtube.com/watch?v=wjg4GiugIo4
投稿: skybjn | 2012/07/16 14:12