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2012/10/15

映画 『告白』 の犯人と遠隔操作パソコンから犯行予告メールを送った犯人

121016(写真はイメージです。ネットゲームで遊ぶ子どもたち。中国貴州省)

昨日『告白』をDVDで観ました。

そしたらたまたま今日、例の遠隔操作パソコンから犯行予告メールを送った犯人からの犯行声明がTBSに送られてきたというニュースが飛び込んできました。「私が真犯人」とメールがきたそうです。

テレ朝ニュース
http://news.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/221015022.html

映画『告白』の犯人の少年と、今回の犯人は似ているな、と思いました。

少なくとも、いくつものサーバを経由して、遠隔操作できるソフトも使って成りすましした、というのは、「見つからないように」という理由だったでしょう。

ところが、世間が騒げば騒ぐほど、「俺がやったんだ」ということを言いたくなってきた。完全(であったはずの)犯罪を自分から名乗るという矛盾。それと幼稚さが見えます。

『告白』 でも、犯人の少年が自分の能力を世間と母親に認めさせたいという動機でした。幼稚さも同じなんです。

やったことを世間に認めてもらいたい動機。それなら「お前にはやれるはずない!」と、認めてあげないというのが一番の罰かもしれません。

警察は、「おまえじゃない」と公に発表すべきです。そうすればこの幼稚な犯人は、「匿名」のままではもう我慢できなくなっていると思うので、自分で真犯人であることの証明を始めるかもしれません。

捕まって、犯人が自分であることを自他ともに認められて、はじめてこの犯人は達成感を得るはずです。
 
 
 
 
 
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コメント

通りすがり さん

遠隔操作問題を世間に知らしめることになったという意味では良かったかもしれません。

俺だったら、爆弾とか殺人予告ではなくて、人の心をあったかくしたり、自信を持たせるようなことを遠隔操作で書き込みしたいと思います。

爆弾や殺人ほどには、世間は注目しませんが、知らないうちに、みんながほんわか幸せな気分になっているなんて、素敵だと思うんですが。発想が貧弱ですかね。これも嘘には違いないんで。そして遠隔操作する技術もありませんし。

投稿: あおやぎ | 2012/10/30 22:56

しかしこの事件の犯人が「犯行声明」をださなかったら、遠隔操作の被害者の方は犯罪者として世間に見られていたかと思うと、結果的には良かったと思います。(もちろん遠隔操作自体は許されることではありません。)
またこの事件で、警察の捜査や取り調べに問題があることがわかったという点では有益なのではないでしょうか。

投稿: 通りすがり | 2012/10/30 22:17

すててこどんどんさん

そうですか? どうも。

この「犯行声明」を出した人間に告ぐ!

これはあんたのような、幼稚で、自分勝手で、プライドが高く、自己顕示欲が旺盛なやつにはできない仕事だよ。本当にやったのなら自首してみてよ。そしたら日本中の人間が、あんたが犯人だって認めるから。それが望みなんでしょ?

って、挑発してみましょうか。

どうせこんなブログ読むはずはないので大丈夫。でも、意外と検索にひっかかってアクセス数が多いので、見てるかも。

世間の評判、気になってしかたないでしょ? あんた。自慢のテクニックを認めさせたいなら、自主するしかないね。


投稿: あおやぎ | 2012/10/16 23:33

でました、青柳節!
面白い!

投稿: すててこどんどん | 2012/10/16 11:40

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