竹島問題をフランス人に解説しながら「サムギョプサル」を食べる
1年半ぶりで会ったフランス人写真家エリックと彼女、そして妻の4人で新宿界隈を歩きました。
彼のライフワーク「水と人とのかかわり」をテーマにした写真集『LES GENS DE L'EAU(水の人々)』をもらいました。先日フランスで写真展をやったばかりです。今回は地元、ノルマンディの川で働く人たちの写真です。
エリック・ベナードのHPはこちら。
彼も「水」には興味を持っていたので、あるとき「Mekong」で検索したら、90年代ずっとメコン流域を旅していたし、英語の写真集『Mekong, the Last River』も出版していたので、俺の名前がヒットしたらしい。この名前は雲南で会った日本人じゃないか?と思って連絡をくれたのです。それが10数年前くらいでしょうか、また付き合いが再開したのでした。
食事した韓国レストランは妻が知っていた新大久保の「とんなら」。女性客で混雑していたので10分くらい並びました。
「サムギョプサル(豚の三枚肉の焼肉料理)」や「チャプチェ(春雨を炒めた韓国ふう料理)」や「海鮮チジミ(平たく伸ばして焼いた海鮮入りの韓国ふうお好み焼き)」や「石焼ビビンバ」や「マッコリ」などを注文。
写真家と食事をすると、まず写真を撮ってからになってしまうので、落ち着かないと誰かがいいました。たしかにそうですね。写真家の習性です。それがふたりもいれば、おいしいご馳走を目の前にして、お預け状態になるのは必至。
竹島問題を解説しながらの「サムギョプサル」はうまかった。フランスとイギリスとの微妙な関係も聞きました。隣国どうしの関係は古今東西難しいということですね。
俺がエリックと知り合ったのは中国雲南省の麗江でしたが、その後、いっしょにある町へいったのでした。ここで祭りがあると聞いていたからです。
結果的に祭りは無かったのですが、それよりも、このときのことは忘れられない出来事になってしまいました。というのも、当時、中国には外国人の立ち入りを禁止した「未開放地区」というのがあって、ここもそうだったのです。
夜中、寝ていると宿に公安がやってきて、俺とエリックは捕まってしまったのです。あれこれと事情聴取されて、明日出て行くようにと強く言い渡されたのでした。そんなことも思い出しました。
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