犬連れ日本一周 車中泊の旅 「犬旅」の卓上カレンダー(2013年版)
何が気に入ってもらえたのか、カレンダー販売会社からの依頼があって、「犬旅」が来年2013年用の卓上カレンダーになりました。
ヴィーノは、新聞に出て、テレビに出て、週刊誌に載り、そして今度は卓上カレンダーに。
うちの家訓は「働かざるもの、食うべからず」で、これはヴィーノにも適用されます。「動物との共生」とはこういうことです。うちに「ペット」はいません。
貧しい我が家の家計を助けてくれる「忠犬」として、今回はほめてやりたいと思います。『犬の恩返し』とかいう童話にでもなりそうな話です。(そうでもないか?)
「犬旅」は約1年間かけて、北は北海道から南は沖縄まで、妻とヴィーノを連れて全国すべての都道府県をまわった車中泊旅の記録です。全国津々浦々にオシッコをかけた犬も珍しいのではないでしょうか。縄張りが日本全土ということです。残念ながら尖閣諸島、竹島、北方領土にはまだオシッコしていませんが。
(関係者の方々へ。「犬旅」のほか、「棚田」も卓上カレンダーになりますが、現在製作中の「旧暦 棚田ごよみ」とはバッティングはしません。)
『妻と犬連れ日本一周、車中泊の旅』が、Kindle(キンドル・ダイレクト・パブリッシング)から出版されました。 内容は、2009年から2010年にかけて約1年間、北は北海道から南は沖縄まで、妻とヴィーノを連れて全国すべての都道府県をまわった車中泊旅の旅行記です。ようやく書きあげました。約125,000字(400字詰め原稿用紙315枚分)あります。 よかったら読んでみてください。amazonで販売中です。 なお、Kindleがなくても、Kindle無料アプリで読むことができます。(スマートフォン iPhone & iPod touch Android & タブレットPC iPad Android) 【目次】: 序章 第一章 遊牧民の旅を思いつく 第二章 旅立ち 東北の旅 第三章 北海道の旅 第四章 東海北陸の旅 第五章 犬嫌いになったわけ 第六章 四国・近畿の旅 第七章 中国・九州の旅 第八章 沖縄の旅 終章 51歳の男(私)。40歳の女(妻)。2歳のやんちゃなビーグル犬ヴィーノ。 偶然いっしょに暮らしはじめることになった血も種も越えた、2人と1匹の家族が1台の車に世帯道具を積み込み、車中泊しながら北海道から沖縄まで、全都道府県を旅した旅行記。総走行距離は約2万7千キロメートルになった。 もともと犬とは相性がよくない私は、中国で犬に咬まれて犬嫌いになったが、皮肉にも、妻の希望で犬と暮らすことになる。中国のカザフ族やモンゴル族の遊牧民の生活を見てから、彼らのような移動生活にあこがれていた私は、遊牧民的な旅をしてみたいと夢見ていた。ネットさえつながれば仕事ができるようになった今こそ、「新遊牧民」を実行できるチャンスと思い、妻と犬を連れて日本一周の車旅をすることにした。 やってどうなるか? どんな意味があるのか? 考えはじめるときりがない。それで、とにかく出ることにした。出てから考えようということだ。衝動的で無謀な計画だったかもしれない。 都道府県をすべてまわるということ以外、はっきりした目的地もなく、その日その日、行きあたりばったりの旅をした。当日の朝、地図を見て、おもしろそうなところへ行ってみる。夕方になったら温泉を探し、スーパーで買い物し、食事を作り、車の中で寝る…。3頭の「群れ(家族)」が移動するシンプルな生活。遊牧民と同じで、少ない装備でも長期の旅ができることがわかった。 移動する生活そのものがわくわくする。何を見るでもなく、何か名物を食べるでもないのに、なぜか楽しい。それはまさにカザフ族の生活で見つけた気持ちよさだった。 もちろんトラブルもたくさんあった。 「犬と暮らす」ということは、私たちにとってどういうことなのか、考えながらの旅になった。犬を通して日本を見る旅でもあった。 また、こういった車中泊の車旅をしている人たちが意外に多いことにも気がついた。とくに定年退職した年配の人たち。その数がだんだん増えているという日本の現状も知る旅になった。 そして、旅の最終ゴールは・ ・ ・。 |
「妻と犬連れ3匹の、日本一周車中泊の旅について」
スライドショー「犬連れ日本一周の旅 北海道篇」(YouTube)
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