アメリカ人親子の日本旅行記 『Rising Son: A Father and Son's Bike Adventure across Japan 』
『Rising Son: A Father and Son's Bike Adventure across Japan』が送られてきました。
http://www.amazon.com/Charles-Scott/e/B00AI6CZYK/ref=sr_tc_2_0?qid=1356840922&sr=1-2-ent
著者はチャールズ・スコットさんと言って、息子のショー君と、北海道から九州まで二人乗り自転車で日本を縦断した旅行記です。
チャールズさんたちとは、北海道から本州に戻るとき、青函フェリーで出会いました。40分ほどだけでしたが、いろんな話をしました。そのとき、ジョン・スタインベックの『チャーリーとの旅』(愛犬チャーリーとアメリカ一周、16000kmの旅行記)の話題で盛り上がりました。
とくに、歳を取って落ち着くかと思いきや、そんなことはなく、旅人はいつまでたっても旅人だ、年齢なんて関係ないというスタインベックの言葉に、お互い共感していたのでした。
そうなんですよね。俺も「中年」という年齢になれば、少しはまともな「大人」になっているのかなと思っていたのですが、その人の性質というのは一生変わらないようです。だから、もう諦めました。いい「大人」になることは。それはチャールズさんも同じようで、世界共通の「病気」なんだろうなと思います。
それとスタインベックは、旅では犬が地元の人との話のきっかけになるということも書いていますが、チャールズさんは子どももそうだと言っています。日本人との楽しい思い出がいっぱいあるようです。
この本の中には、青函フェリーでの出来事として、俺たち(妻とヴィーノ)のことも載っています。
妻と犬連れ3匹の、日本一周の旅 (79) 青函フェリーで出会ったアメリカ人親子(2009/07/29)
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この本が日本語版になりました。
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