今日は「新年」まであと3日、旧暦十二月二十七日 「有明の三日月」
「有明の三日月」とは、夜明けの空(有明の空)に昇る月のことです。
「枕草子」でも、「有明の三日月」の話が出てきますが、「とても趣き深い」と言っています。
月は、有明の、東の山際に細く出づるほど、いとあはれなり
夜明け前なので、現代人はなかなか見る機会は少ないかもしれません。昔の人は、けっこう夜や明け方が好きらしい。ちゃんと起きて働かなくては、などという縛りもない貴族だったでしょうけど。
風流ですね。あと1時間ほどすると左下から太陽が昇ってきます。完全に夜が明けて空が明るくなってしまったらこの「有明の三日月」は見えなくなってしまいます。
この写真は以前、新潟県十日町市星峠の棚田で撮影した「有明の三日月」です。
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