【恭賀新春】 あけましておめでとうございます。(言い出しっぺの法則にのっとって)
ようやく春節(旧正月。今年は新暦2月10日)です。今年もよろしくお願いいたします。
昨年「旧暦棚田ごよみ」製作の言い出しっぺになったので、その責任を取って今回は年賀状も春節で出しました。
「言い出しっぺの法則」というのがあるそうです。法学者の白田秀彰氏によって定義されました。最初に提案した人間が実行するべきであるという理念です。なるほど。
年賀状の返信がなくてご心配をおかけしたかもしれません。(心配してない? このブログ更新されているので死んでるとは思わなかったでしょうが) もともと中国へ行っていたので春節には縁が深かったのですが、俺自身、旧暦を意識し始めて、より自然に敏感になった気がします。
おかげさまで(意外なことに?)、「旧暦棚田ごよみ」は予定部数完売という運びになりました。うれしいことです。これは「実用的ではない」ことを最初から売りにしていたので、飾って美しいデザインの力が大きかったといえるでしょう。
「棚田ごよみ」つくりを楽しんでやってくれたデザイナーのHさん、それから販促部長のUさん、企画を進めてくれたNさん、棚田ネットのスタッフの方々、本当にご苦労さまでした。これで少しでも棚田や旧暦への関心を持つ人が増えればいいなぁと思ってます。その手伝いができたことがうれしいのです。
経済的な数値化が難しく、どちらかというと後回しにされやすい景観を守れるかどうかは、その国の文化の成熟度が問われることではないでしょうか。しょせん気持ちに余裕がないと、景観がどうのこうのという話にはなりにくいのです。(決して余裕のある生活をしていない俺がこういうことを言うのは皮肉なもんです) 棚田の景観はその試金石でもあるように思います。
今年も、2014年(平成26年)用の「旧暦棚田ごよみ」を作ることになると思います。今回の問題点をクリアし、バージョンアップした旧暦カレンダーを提供できるように、関係者一同がんばりますので、また購入のほどよろしくお願いいたします。」
2013年用「旧暦棚田ごよみ」のPVはこちら。
http://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=xEOdaI6C3ec
なお、写真集『花咲(わら)う 被災地の櫻と復興』のほうは無事、校了し、見本を待っているところです。出版に合わせ、東京都内で写真展を開くことになりました。詳細については、またブログ・HPであらためてお知らせします。
それとこれはまだ企画段階ですが、被災地の公民館や、役所のロビーなどでの、巡回展はどうですか、という話が持ちあがってきました。これなら地元の人にも見てもらえるし、ぜひ実現させたいと思います。都内の写真展と同時開催でも大丈夫です。ただ、経費はどうするか? 最悪車中泊すればガソリン代だけで済むかもしれませんが。それもブログ・HPでお知らせします。
以上、新年のあいさつでした。(結局PRになりました)
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