東北(福島・宮城・岩手)の桜撮影旅2013 (15) 宮城県気仙沼市 大川桜並木
今年、気仙沼を訪れたのは4月20日(大雪の前日)のことだった。
大川桜並木の大半の桜は生きていた。あの津波や火災にあいながらも、今年も桜はちゃんと花をつけていた。まだつぼみが多く、満開までにはあと1週間ほどかかりそうだったが。
そこへ30人ほどの学生がやってきた。手にはカメラを持っている。聞けば地元高校の写真部の活動で、この大川桜並木が今年最後になるということで写真を撮りに来たという。
土地をかさ上げし、大川の堤防ももっと高くする。そのために桜並木は切られるとのこと。この計画は去年の桜祭りのときにも地元の人から聞いていたが、やっぱり切られることになってしまったのか、じゃぁ、なおさら最後の桜をよく観なければと思った。
津波で校舎は被害にあったので、今は別な高校のグランドの仮設校舎で勉強している。ブログを準備中とのことだった。地元の高校生が地元をどんなふうに撮るのか興味がわいた。
桜はつぼみだったが、桜並木に並んだ彼ら全員の集合写真を撮らせてもらった。
(顧問の先生へ。メールアドレスを書いてもらいましたが、スペルのどこか間違いがあるようで、いまだにこのときの写真データが送れていません。もしこれをご覧になっていたら、連絡ください。)
以前の大川桜並木の写真はこちらでどうぞ。
今日、気仙沼市大川の最後の桜祭り。
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