長野県千曲市 姨捨(おばすて)棚田と街の明かり
曲線が多い棚田らしい棚田で仕事をしていた奥さんひとり。(4番目の写真) あとで仕事が終わったとき「一番ここが棚田らしいですね」と言ったら、「みんなからそう言われているんです」と。やっぱり。
仕事をする上では狭くて曲がっていて大変でしょうが、「いい棚田ですね」とみんなに言われて、どう受け止めているのでしょうか。
機械を入れたり出したりするのも面倒なので、全部手作業でやっているとのこと。これでも、畦のクロヌリはやらなくてよくなって仕事はだいぶ楽になったといいます。
姨捨の棚田の先に街明かりが見えるのは独特です。面白い。この前の山梨県南アルプス市の棚田もそうでしたが、中国など外国で、これだけ大きな街のすぐそばに棚田があるのは、日本以外に知りません。
これこそ「日本独自」といえるのかもしれないですね。「海に面した棚田」は韓国にもあったので、「日本独自」とはいえなくなってしまったし。少なくとも「日本的な棚田」とは言えると思います。
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コメント
skybjnさん
たぶんそうだと思います。松本の方から来た場合、トンネルを抜けると右手に町が広がっています。篠ノ井の手前に姨捨の駅がありますが、棚田はこの下です。
一番上の夜景の写真は、姨捨駅から200mほど離れた場所から撮影しました。棚田には街灯などもないので、夜は棚田は見えないでしょうね。
投稿: あおやぎ | 2013/06/01 10:39
出張で長野前泊のとき、松本を過ぎ篠ノ井にさしかかるちょっと手前でキレイな夜景が進行方向右手の車窓に拡がります。
おそらくこの付近ではないかと思います。 真っ暗で棚田は見えませんが。
投稿: skybjn | 2013/06/01 09:55