新しい出版形態、電子版とPOD(プリントオンデマンド)で『編集後記 雑誌編集者の時間』出版
友人の編集者 勝峰富雄氏が『編集後記 雑誌編集者の時間』という本を出しました。
内容は、前職の学研「ムー」時代から、山と溪谷編集部員、ヤマケイJOY編集長時代、山と溪谷編集長時代の1995年~2008年までの約14年間にわたる全ての編集後記145編に大幅に補記を加えたものです。
これは、電子版とPOD(プリントオンデマンド/ペーパーバック=カバーなし)による新しい出版形態「Next Publishinng」による刊行だそうです。
販売ルート・形態は、本(ペーパーバック)の場合、Amazon POD版、および三省堂POD版があります。POD版は、注文に合わせて一冊単位で製本して送ってきます。電子書籍は、Amazon Kindle、kobo、Apple iBookstoreを選べます。
俺はAmazonでPOD版を注文しました。注文して2日後、送られてきた本を見て、意外としっかりしたものだなと思いました。もっとちゃちいのかと思っていたので。しっかりした印刷で小さい文字も問題ありません。
これだと今まで発行部数の関係で見送られていた企画も、「本」という形になりやすいかもしれません。ただ、本屋に並んでいる現物を見て、触って、気に入ったから買う、ということができないのは、電子書籍やPOD版ではしかたないかな。
情報提供の内容、たとえばガイドブックやマニュアルなら、これで十分でしょうが、ただ、「情緒」や「デザイン」も含めての「本」ということになると不満も出るかな、という感じです。
編集や雑誌に興味のある方は、こちら(Amazon)をどうぞ。
にほんブログ村
| 固定リンク
コメント