犬連れで茶臼岳に登る
先週の日曜日、久しぶりに犬連れで登山しました。妻の妹夫婦は登山に慣れた人たちなのですべてお任せです。
この秋、ネパールへ行くつもりなので、その予行演習にもなりました。
那須高原のペット可の宿で一泊し、翌日、茶臼岳の山麓駅から山頂駅までロープウェイで。ヴィーノは売店で借りたキャリーバッグの中に入ってロープウェイに乗りこみます。
先々月に行った箱根のロープウェイのときには、見かねた外国人旅行者が手伝ってくれたほど、キャリーバッグに入れるまで悪戦苦闘しましたが、ここのキャリーバッグは大きかったので、ヴィーノはそれほど抵抗もせず、すんなりと入ってくれました。
山頂駅からは、那須岳の中で今も火山活動が続いている茶臼岳(最高地点1915m)へ。朝は小雨でしたが、登山を始めてからは、雨はなく、曇りだったので、暑くもなく登山日よりでした。
茶臼岳から峰の茶屋跡を経由して、駐車場まで戻りました。ヴィーノは急坂も、ガレ場も平気で上り下りしました。一番元気だったのはヴィーノだったかもしれません。
狭いところで登山者とすれ違うときは特に気をつけて、通り過ぎるまで待たせてから登るようにしました。とにかく事故がないこと。それでなくても犬連れ登山には批判的な人もいます。厳しいところでは犬連れ登山禁止の山もあると聞きます。
犬連れ登山に直接関係はありませんが、こういうニュースもありました。
愛犬放し飼いで有罪、横浜地裁
(niftyニュース http://news.nifty.com/cs/headline/detail/kyodo-2013070801001329/1.htm )
ただ最近は思うんですよね。登山だけではなくて、たとえば公園や遊歩道とかで、「ペット禁止」「犬連れ禁止」「犬禁止」という立て札を見ると気持ちが沈みます。
「禁止」という文字が、すごく悪いことをしているような、「敵意」さえ感じさせるからです。
真珠湾攻撃を受けたときのアメリカの「犬とジャップは立入禁止」とか、中国上海の外国人居留区の「犬と中国人はお断り」も屈辱的でした。
飼い主のマナーが向上し、「禁止」看板を立てなくて済むようになれば、ほんとの意味で犬と人間との共存社会なのだろうと思います。でもそんな日は来るんでしょうか。当分は無理かなぁ。
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