「お・も・て・な・し」の精神で、東京オリンピック・パラリンピック2020開催
東京オリンピック・パラリンピック2020開催が決定しました。
子供のころテレビで前回の東京オリンピックを見たという記憶はあります。今度はぜひ、会場で生で競技を見てみたいと思います。
プレゼンテーションの成功が、投票結果につながったとは言われています。もちろん、他にも要因はいろいろあるでしょう。目に見えるところだけではなく、裏では、もっとどろどろしたものがうごめいていると思われます。
投票権を持つイスラム関係者が直前で結託してイスタンブールに入れて、結果、スペインが最初に脱落したという話が出てきています。かなり政治的、宗教的なものでもあります。
でも、それにしてもです。東京のプレゼンテーションが良かったことに違いありません。
とくに滝川クリステルの「お・も・て・な・し」のスピーチは良かったですね。「そうだよな」と俺も改めて思いました。
落し物、忘れ物、現金でさえも、持ち主にほぼ返される国は、日本以外ではあまりありません。それと外国人に対する親切心もあります。(アジア系の外人に対してはちょっとわかりませんが)
彼女は、日本はタクシーに乗って嫌な思いをすることが一番少ない国、といっていましたが、これは「仕事だから」という以上のものがあります。日本人が子供のころから身に付けてきた美徳でもあるでしょう。だから意識しているわけでもなく、自然にできてしまう。そこが「おもてなし」の精神に通じます。
日本を旅した外国人が口にする日本の印象は、「人が親切」「礼儀正しい」「時間に正確」「サービスがいい」「夜でも治安がいい」「清潔」といったところでしょうか。
「おもてなし」がセールスポイントになるのです。オリンピックのためだけではなくて、「おもてなし」を忘れがちになっていた日本人に、自信を付けさせるという意味でも、彼女のスピーチは良かった、と個人的には思いました。
だから「おもてなし」の精神で、次世代の新しいオリンピックのありかたを提案できるのも日本なのではないでしょうか。
たとえば北京オリンピックの跡は、廃墟になっていたり、という先のことを考えなかった「開発型オリンピック」でしたが、これからはソフト面を重視した新しいことができるのではないか、という期待を感じます。投票した人たちも、みんなそこに期待しているのかもしれません。これはオリンピックという祭典だけではなくて、これからの世界の人のライフスタイルの提案にもなるはずです。
個人的には、景気が良くなって、仕事が増えることを期待しています。
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