ネパールの撮影旅 2013年秋 (09) ポカラ郊外の棚田
棚田トレッキングからポカラの街に戻ってみると、たくさんの中国人旅行者が闊歩していました。
10月1日から、中国は国慶節で休日だったんですね。俺が行ったところはマイナーで、ひとりのトレッカーにも会いませんでしたが、有名なルートは、宿さえ取れないありさまではないでしょうか。
3年前から中国人旅行者が増えだしたそうです。みんな集団です。だから賑やかです。外国旅行をするのに、中国の連休まで考慮しないと、ゆっくりできないという今の事情・・・。どこでも中国人の人圧に押されている感じがして息苦しいです。少ないときは中国人にも話しかけていましたが。ここまで大勢だと・・・。
さて、棚田トレッキングですが、実は、勧められたルートをGoogleマップで調べていたら、意外と棚田は少ない地域だとわかり、ポカラ周辺をあらためて調べたら、大きな棚田があることに気がつきました。いままではトレッキングの有名なルートだけ探していたので見つからなかったわけです。ネットにもそこの写真しか出てこないので、当然「ネパールの棚田」といえば、そこなんだろうなと思い込んでいました。
それで出発の当日の朝、パソコンの画面を見せて、「ここへ行きたい」といったら、そういうルートも過去、お客を連れて行ったことがあるとのことで、変更することに。この臨機応変もネパールらしくていいですね。
途中までバスで行き、歩き始めましたが、思ったとおり、大きな棚田がありました。やっと棚田を歩くことができて、落ち着くことができました。自分で言うのもなんですが、ほんとに棚田探しの勘がさえているなぁと思います。と、いうのは冗談で、ネパールにはこのくらいの棚田がたくさんあるんでしょう。どこへ行っても棚田はある「棚田の国」なのです。
村の精米所に人がいて仕事をしていましたが、精米したばかりの地元のコメを見せてもらったら、意外と細長くなく、あとで村の食事「ダルバート」で出てきたのが、少し粘り気のあるご飯で、「インド」より「日本」に近づいたような気がしました。
夕方、少しだけ雲が切れて山が見えました。ガイドに山の名前聞いたのですが、忘れました。たぶんアンナプルナ。
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