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2013/11/30

bicalendarer (バイカレンダラー)とは?

131130_2(ネパールの売店のおじいさんも「バイカレンダラー」)

2ヶ国語をしゃべる人を「bilingual バイリンガル」、3ヶ国語をしゃべる人は「トリリンガル」と言いますね。

不自由なく2ヶ国語、3ヶ国語を操る人をみるとうらやましくなります。

外国語コンプレックスのある日本人には、バカでも2ヶ国語しゃべる人には一目置いてしまう癖があるわけですが、ヨーロッパへ行けば(ヨーロッパじゃなくても)、2ヶ国語、3ヶ国語しゃべるのはあたりまえのことで、まったく珍しくもないし、特別な目でうらやましがられることもありません。

そこで、「バイカレンダラー bicalendarer」という言葉を勝手に作りました。「2種類のカレンダー(暦)を同時に使う人」という意味です。

実際、アジアの人は、バイカレンダラーは多いですね。ネパール人も、「西暦」と「ヴィクラム暦」を使っていたし、中国人(の一部)も「西暦」と「農暦」を使っています。イスラム教徒も「イスラム暦」と西暦」を使っているので、バイカレンダラーです。

沖縄以外の日本人は、最近、旧暦を意識しながら生活している人は少ないかなと思っていました。

ところが、旧暦というのは、「太陰太陽暦」で、「太陰」の部分、つまり「月」の部分ではなくて、「太陽」の運行で決まってくる二十四節気については、以前として、関心があるんだなぁと分かるんです。

テレビの天気予報を見ていると、必ずといっていいほど、二十四節気を紹介しています。それだけ季節に敏感なのでしょう。いや、裏を返せば、都会化してきた日本人は、季節感に飢えているのかもしれません。

だから「バイカレンダラー」になってはどうですか?という提案です。

カレンダーというインフラは、生活に変化をもたらします。でも、バイリンガルもそうですが、2ヶ国語しゃべるからといって、不都合があるわけではなく、むしろ世界が2倍に広がるわけです。カレンダーも同じだと思います。それこそ「バイカレンダラー」は「いいとこ取り」なのです。

ところで、マレーシア人には「トリカレンダラー」もいましたよ。
 
 
 
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2013/11/27

11月30日朝7:30~、NHKニュース「おはよう日本」で里舞の『稲』の踊りが紹介

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2013年11月29日(金)、11月30日(土)、12月1日(日)、千葉県大山千枚田で「棚田の夜祭り」が行われます。

LEDライト10000個のライトアップと、飲食・物産夜市やステージイベントが行われます。点灯時間は午後4時30分から午後8時まで。

この祭りで「里舞グループオリザ」が30日(土)、1日(日)、17:00~踊りを披露しますが、30日朝7:30~、NHKの「おはよう日本」で里舞の『稲』の踊りが紹介されるそうです。

『稲』の踊りもオリジナル音楽CD、『棚田水景』からの曲を使ってもらっています。『朝霞』という曲です。

NPO 法人鴨川現代バレエ団 「里舞」のホームページ
 
 
 
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2013/11/25

全国穀類工業協同組合の来年2014年度のカレンダー

131125

2014年度、全国穀類工業協同組合の12ヶ月の棚田の風景を使ったカレンダーが完成し、制作スタッフと打ち上げをしました。

話をするうち、全国穀類工業協同組合というのが、今企画中の単行本のテーマ「アジアのお米」にも関係することがわかり、不思議な縁を感じています。

コメ粉を扱う協同組合であることをはじめて知りました。コメ粉の消費量を増やそうとしていろんな新しいレシピも提案しているそうで、ぜひ、単行本でもそのレシピを紹介できたら面白いかなと思っているところです。和菓子は日本のコメ食文化を代表する食品でもあるし。

アジアの市場へ行くと、驚きます。コメがこんなふうに食べられているのかと。そのバリエーションとおいしさにコメの可能性・将来性を感じるのですが、日本でも、もっとコメやコメ粉の利用が進めばいいなぁと思っています。それが結果的に、日本の自然な景観(田園風景)が残ることにもつながっていると思うからです。

その地域の気候風土にあった生活が、一番環境に負荷が少なく、それこそ「自然」なのです。日本はせっかくコメが作れて、コメがおいしいところなのに、それを利用しないというのは逆にもったいない。世界中を見渡せば、コメを作りたくても作れなくて泣いているところがたくさんあるんだということを意識する必要があるかもしれません。

その地域で、一番自然にやれることをたんたんと続けることが一番環境に負荷が少ないのであって、ことさら「地球に優しい」とか「環境にやさしい」とかお題目を唱えなくてもすむような生活がこれからは大切になっていくと思います。

 
 
 
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2013/11/22

2014年(平成26年)用年賀状 干支「午・馬」のトンパ文字デザイン

131121

今年もこんな時期なんですね。1年経つのは速い。

来年(2014年)の干支は「午・馬」です。毎年恒例になっている年賀状用のトンパ文字をアップします。トンパ(東巴)文字は、中国雲南省北西部の麗江に住むナシ(納西)族に伝わる象形文字です。トンパ文字「うま」は、納西象形文字譜(雲南人民出版社1981年)を参考にしました。

Ya_2トンパ文字「午・馬」(雲南館)

ただし俺は、来年の年賀状も旧暦で出すつもりなので、関係者の方々、1ヶ月遅れますので、ご了承下さい。(旧暦元旦は2014年1月31日)
 
 
 
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2013/11/19

茨城県日立市 ウミウの捕獲場「鵜の岬」

_mg_4001(鵜の岬からみた伊師浜海水浴場)

茨城県日立市のウミウの捕獲場へ取材で行ってきました。予約も取りにくいほどの人気の国民宿舎がある「鵜の岬」です。

岐阜長良川など、全国11ヶ所の鵜飼の鵜匠からの注文を受けて、ウミウを捕獲するところですが、全国で唯一ここだけです(例外が和歌山県有田川)。

海岸の断崖絶壁は渡り鳥が羽を休める場所だそうで、おとりのウミウを5羽つないであります。ウミウが休んでいるところを見て、海から飛来してきた別のウミウが安心して羽を休めるのです。

捕獲人から許可をもらって、断崖絶壁に出て、おとりのウミウと海を入れて写真に撮りました。(雑誌で使うのはこの写真になると思います)

鳥屋(トヤ)と呼ばれるよしず張りの小屋から覗いて、ウミウが止まったらカギの付いた棒を出し、ウミウの水かきにひっかけて捕獲します。

渡ってきたウミウが止まったというので、鳥屋までいっしょに行って、捕獲の様子を見せてもらいましたが、カギ棒に一瞬ひっかかりましたが、逃げられてしまいました。残念。

いつ止まるかわからないので、捕獲期間中は、朝から晩までずっと一日中見張っています。(捕獲期間以外の時期は、鳥屋を観光客に開放しているので入ることができます)

昨日捕まえたというウミウを一羽見せてもらいました。1日獲れないこともあり、忍耐の仕事です。時間があるときに竹で籠を編んだりしています。

今では捕獲人は2人しかいません。鵜匠の後継者は見つかっているのに、捕獲人の後継者は今のところこの2人だけのようです。

鵜飼という文化は、稲作と相性が良く、日本から中国南部にかけて見られる漁法です。俺はまだ長良川の鵜飼を実際には見たことがありませんが、中国では、桂林と、雲南省大理のアルハイという湖で見たことがあります。

アルハイでは、放し鵜飼と呼ばれるもので、鵜匠は鵜をつなぎません。自由です。ただ、魚を飲み込めないように、紐でゆるく首を絞めてあります。鵜は舳先に立った船頭の合図で、もぐったり、左右に曲がったりと、よく訓練されています。
 
 
 
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2013/11/15

「旧暦のリズムで棚田を味わう」イベント

131115_1

昨日、有楽町の「さえずり館」で、『旧暦のリズムで棚田を味わう』イベントをやりました。

NPO棚田ネットワークのブログ「棚田に吹く風」にイベントの様子が掲載されています。

http://tanada.sblo.jp/article/80665735.html

旧暦と棚田を組み合わせたイベントの評判は良かったそうで、さっそくですが、年明けの1月にもう一度やることになりそうです。詳細が決まったらお知らせします。

45分のスライド&トークショーの中で、予想通り「田毎の月」の話は長くなってしまいました。「田毎の月」を科学的解釈をするのはナンセンスで、時間を考慮すると「すべての田んぼに月が映る」という表現が嘘ではなくなるという話です。

全体的には、持ち時間45分を24節気で割ると、1節気2分弱となってしまい、けっこう忙しい感じになってしまいました。

もうちょっと節気を絞って、話を深めたほうがいいかなというのが昨日の反省点。次回は、できるかぎりそうしたいと思います。

ところで、話を終えたとき、司会のTさんから「あおやぎさんは、実際に旧暦で生活してみたんですよね?」とフラれて、思い出しました。そうだったのです。

旧暦で生活した話をするのをすっかりわすれていました。

今年は、旧暦の正月に合わせて年賀はがきも出したので、どうして俺が年賀状の返事をくれないのか?と心配してくれた知人もいたようです。

知人から「明けましておめでとうございます」と挨拶されたときは「おめでとうございます」とだけ言って、「明けまして」は、言いませんでしたが、つい、言ってしまいそうになるのがすごく辛かった。

メリットとしては、年末の大掃除は後回しにできること、そして、甥っ子と姪っ子には、お年玉をあげなくても済んだことです。(ひどいおじさんです)

旧暦で生活すると、身近な家族や知人の信頼を失うことになってしまうかもしれないので、くれぐれも、注意してください。自己責任でおねがいします。
 
  
 
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2013/11/14

棚田サミットの見学会で訪ねた有田川町「沼の棚田」

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11月8日の第19回全国棚田(千枚田)サミットでは、和歌山大学の学生ボランティア「棚田ふぁむ」メンバーによる「沼の棚田における取り組み」の事例発表がありました。

平成23年「棚田ふぁむ」が結成され、高齢化する中山間地の沼地区でソバの栽培による棚田保全活動が行われています。

サミット2日目の9日には、沼の棚田の見学会に参加しました。沼の棚田を訪ねたのは初めてです。

地元の人たちと「棚田ふぁむ」メンバーが見学者たちをおもてなししてくれました。青のりを練りこんだ餅とあったかいお茶はおいしかった。

50年前に撮影されたというモノクロ写真が、当時撮影された場所に飾ってあって、現在の風景と比べられるようになっていました。(上から3番目の写真)

ここは江戸時代、水争いが絶えなかったそうですが、享保時代、地元庄屋の外記右衛門が水路の分水を考案し、大小40もの水路を作ったことで、水争いがなくなったそうです。木製分水が現存し、その写真も展示されていました。

ただ、耕作者の高齢化に伴って、棚田は「ぶどう山椒」の段々畑に転換が進んでいるそうです。

 
 
 
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2013/11/11

和歌山県有田川町で開催された第19回全国棚田(千枚田)サミット

131111_1(開会式の会場:吉備中学校体育館)

131111_2(第2分科会「梯田(棚田・段々畑:条件不利地域における土地利用)の意義と保全)

131111_3(地元学生の絵の展示)

131111_4(全体交流会でのマグロの解体ショー)

131111_5(交流会で出された地元の各種寿司:わさび寿司・芭蕉寿司・柿の葉寿司・なれ寿司)

2日間とも天気に恵まれ、全国から800人以上の棚田関係者が集まり、第19回全国棚田(千枚田)サミットが無事に終わりました。

開会式のあと、俺は基調講演でネパール・マダガスカル・スリランカ・イラン・日本・中国・フィリピンの棚田を写真を使って報告しました。

最後、〆の言葉はいつも成り行きなのですが、今回は「棚田界のインディージョーンズになりたいです」と言いました。今まで言ったことはありません。でも、言ってしまってから、そうだよなぁと自分で納得してしまいました。

俺にとって棚田撮影旅行は、宝物探しのような感覚もあります。新しい美を見つけ、棚田を知らない人に、棚田の魅力を発信し、関心を持ってもらうこと。それこそが俺にできることだし、求められていることでもあるのでしょう。

懇談会で話をうかがったある棚田を作っている会の代表は、Iターンで棚田を作り始めた方でしたが、最初は感動、感激があるが、毎年毎年棚田を作っていると、感動、感激は薄れてくる。でも、それに代わって感じるようになるのは「安らぎ」だというのです。

耕作者は、美しくしようとして棚田を作っているわけではなく、いっしょうけんめいにやっていると、耕作者の生き様が景観に現れてきて、結果として美しくなるのではないか。

そんな話を聞いて、「棚田が美しい」というのは、部外者の言葉だなぁとあらためて思いました。ただ、ここで、だからこそ部外者の目が必要でもあるのかもしれないとも思ったのです。農村と都会との補完関係といってもいいでしょう。

閉会式の前に、分科会のまとめがありましたが、「棚田を守る」というだけでは駄目で、「棚田の新しい価値を創造する」という積極的な活動が必要ではないか、という話に共感できました。

「棚田はなくなる」「高齢化が進んで耕作放棄地が増える」と嘆いてばかりいてもしかたありません。むしろ「なくなる」ことで棚田の価値に気がついた10数年前と同じように、今の危機は、ある意味チャンスかもしれないのです。

そこで希望の光が見えるのは、全国で、学生ボランティアたちによる棚田での活動が注目され始めていることです。

今回サミットの舞台になった有田川町の「沼の棚田」で活動する和歌山大学観光学部や、和歌山県立有田中央高等学校の学生たちの事例発表もありました。

他にも静岡県松崎町「石部の棚田」や、菊川市上倉沢の「せんがまち」などでも学生たちがかかわっていています。

若い人たちが棚田にいる風景というのはいいものですね。

「棚田を守る」というのは象徴的な意味もあって、先祖から受け継いできた「日本人の知恵」の肯定でもあり、同時に「日本人の未来へ向けての新しい価値観の提言」でもあると思いました。
 
 
 
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2013/11/09

第19回 全国棚田(千枚田)サミット閉会式での餅まき

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昨日、今日と2日間にわたった、第19回 全国棚田(千枚田)サミットが無事に終わりました。天気にも恵まれ、800人以上の参加者があって盛会でした。

サミットの内容については、自宅に帰ってからゆっくりアップしたいと思いますが、とりあえず、閉会式で行われた餅まきの写真です。

このあたりには餅まき文化があるらしい。棚田サミットのフィナーレにふさわしいイベントです。

餅まきといっても、レジ袋いっぱい拾った人もたくさんいて、半端な数じゃないんです。

俺も上から写真を撮りながら、餅をまきました。これだけの数を遠慮なしに、八方に放ることなどめったにできない体験だったので、とても面白かった。その後、下に下りて、俺も数個拾うことができました。

今回は撮影しながら現地入りしたので、ずっと旅の途中のようで、それがテンションを上げる結果にもなったので、基調講演もその勢いで乗り切ることが出来た気がします。

地元スタッフや関係者、全国からの参加者のみなさん、お疲れ様でした。

これから埼玉を目指します。

ところで、安倍首相夫人の昭恵さんがサミットに来ていることは聞いていましたが。

首相夫人、棚田視察 米ロックフェラー氏と和歌山へ
(産経ニュース http://sankei.jp.msn.com/politics/news/131109/plc13110916540006-n1.htm)
 
 
 
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2013/11/07

三重県名張市から奈良県桜井市の棚田、明日香村稲淵の棚田

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三重県名張市から国道165号で西へ走ると、すぐ奈良県になります。坂を下り始めたとき棚田が見えてきました。

長谷寺の近く、奈良県桜井市初瀬の棚田です。上の方を近鉄大阪線が走っています。

ここは「棚田百選」には選ばれていないですが、棚田にまとまりがあり、電車も見えるという条件が揃っているので、知る人ぞ知る棚田ポイントなのかもしれません。

と、思ってネットで調べたら、やはり「初瀬の棚田」、出てきました。秋は彼岸花がきれいらしいですね。

今まで何度か通過している国道ですが、気がつきませんでした。いや、気がついていたのかもしれませんが、たぶんそのときは「棚田百選」を優先していたので、撮影しなかったのかもしれません。まだまだ日本にも、知らない棚田がたくさんあります。

奈良県に入り、明日香村の稲淵の棚田に寄りました。案山子がまだ残っていました。

今は橋本市で、これから有田川町へ向かいます。

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2013/11/06

今日は静岡県から愛知県新城市の四谷千枚田

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昨日は掛川の道の駅で泊まり、今朝、新城市の四谷千枚田を目指しました。

晴れたり曇ったりで、暑くもなく、寒くもなく、棚田を歩くには気持ちのいい天気でした。

棚田を見渡す道沿いで、地元のおばあさんがふたり話をしていました。その脇にはビーグル犬。思わず止ってしまいました。

ビーグルはすぐよそ者に気がついて、尻尾を振っています。俺もビーグルの匂いがするはずなので、仲間が来たと思われたのか、これほど犬に歓迎されたのは久しぶりです。ヴィーノでさえ、こんなに嬉しそうに尻尾を振ることはめったにないことなので。

周りの山の木々は少しだけ紅葉し、四谷千枚田には草刈り機の音が響いてました。

名古屋経由で、三重県に入りました。明日は和歌山県有田川町にちゃんと着けそうです。「着けそう」ではだめ、確実に着かなければ。
 
 
 
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2013/11/05

今日は静岡県御殿場市から小山町、富士宮市、菊川市の棚田

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昨日、自宅を出発して静岡県まできたとき、大雨と濃霧で、ほんとに今日晴れるんだろうか?と心配になるほどでした。

でも、雨は夜中にはやんで、今朝はいい天気でした。夜明け前は、寒く感じましたが、かなり冷えたのではないでしょうか? 

5月に撮影した御殿場市の棚田や、小山町の竹之下棚田、富士宮市の柚野の棚田、菊川市のせんがまちと盛りだくさんでした。


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2013/11/02

今日は、二十四節気「霜降」の末候「楓蔦黄(もみじつたきばむ)」

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九月も今日で終わり、明日からは十月です。もちろん、旧暦の話です。

十月は神無月とも呼ばれます。

「出雲大社に全国の神が集まって一年の事を話し合うため、出雲以外には神がいなくなる」という説があり、今まで俺もそう思ってきましたが、違うらしいですね。あらためて調べてみたら、これは後付された俗説らしく、「神の月(神を祭る月)」が有力な説らしい。(Wiki参照)

今日(2013年11月2日)は、二十四節気「霜降」の末候である「楓蔦黄(もみじつたきばむ)」です。

現在、「七十二候」というのは、明治7年の「略本暦」に掲載された七十二候を主に使いますが、他に中国暦の一つ「宣明暦」では「蟄虫咸俯(虫がみな穴に潜って動かなくなる)」というものもあります。虫も冬篭りの準備を始めるというわけですね。

北国や、日光などの高い所では「楓蔦黄」で違和感ないでしょうが、まだ南国や里では紅葉にはちょっと早い時期です。

それでも、だんだん涼しくなって、いや、寒くなっていくと、冬が近づいていることを実感します。とくにネパールから帰国した身には寒さがしみます。

つい先日まで「暑い暑い」と言っていたことが嘘のようです。
 
 
 
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