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2013/11/25

全国穀類工業協同組合の来年2014年度のカレンダー

131125

2014年度、全国穀類工業協同組合の12ヶ月の棚田の風景を使ったカレンダーが完成し、制作スタッフと打ち上げをしました。

話をするうち、全国穀類工業協同組合というのが、今企画中の単行本のテーマ「アジアのお米」にも関係することがわかり、不思議な縁を感じています。

コメ粉を扱う協同組合であることをはじめて知りました。コメ粉の消費量を増やそうとしていろんな新しいレシピも提案しているそうで、ぜひ、単行本でもそのレシピを紹介できたら面白いかなと思っているところです。和菓子は日本のコメ食文化を代表する食品でもあるし。

アジアの市場へ行くと、驚きます。コメがこんなふうに食べられているのかと。そのバリエーションとおいしさにコメの可能性・将来性を感じるのですが、日本でも、もっとコメやコメ粉の利用が進めばいいなぁと思っています。それが結果的に、日本の自然な景観(田園風景)が残ることにもつながっていると思うからです。

その地域の気候風土にあった生活が、一番環境に負荷が少なく、それこそ「自然」なのです。日本はせっかくコメが作れて、コメがおいしいところなのに、それを利用しないというのは逆にもったいない。世界中を見渡せば、コメを作りたくても作れなくて泣いているところがたくさんあるんだということを意識する必要があるかもしれません。

その地域で、一番自然にやれることをたんたんと続けることが一番環境に負荷が少ないのであって、ことさら「地球に優しい」とか「環境にやさしい」とかお題目を唱えなくてもすむような生活がこれからは大切になっていくと思います。

 
 
 
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