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2013/12/26

千葉県鴨川市「大山千枚田」の保存活動から生まれたバレエ『里舞(さとまい)』の東京公演

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2014年、バレエ『里舞(さとまい)』の東京公演が行われることになりました。

公式HP[里舞」

日時: 2014年4月13日 (日) 時間はまだ未定です。
会場: きゅりあん(品川区立総合区民会館)大ホール
     〒140-0011 東京都品川区東大井5-18-1 8F
      tel 03-5479-4100
入場料: 全席指定 3000 円

* バレエ『里舞』上演
* 「大山千枚田の写真のスライドショー」上映
* ロビーにて、「棚田」「里舞野外公演」写真併設展示

今回、バレエ『里舞(さとまい)』の音楽を担当しています。以下、プログラム(予定)と使用音楽です。曲名をクリックすると短いサンプル音を聴くことができます。『序曲』は、この『里舞』東京公演のために新しく作曲したものです。


【プログラム(予定)】

1:「羽化」 蝶は羽化し、森の中へ消えていく  『序曲』作曲:青柳健二、『スィート ララバイ』DEEP FOREST
2:「草(そう)Ⅰ~めざめ~」 草々は芽吹き  『Papaya seed』作曲:青柳健二
3:「草(そう)Ⅱ~繁茂~」 草々は繁茂する  『Dancing Naga』作曲:青柳健二
4:「野(の)」 野にある獣たちは、その一生を駆け抜ける 『Desert Skies』MAKSIM
5:「ルーツⅠ」 若者たちは先祖を祀り  『神々の詩』作詞 / 作曲:星吉昭
6:「ルーツⅡ」 子どもたちは野に遊ぶ  『神々の詩』作詞 / 作曲:星吉昭
7:「稲」 稲の精たちが舞い降り、豊穣を約束する  『朝霞』作曲:青柳健二
8:「華(華)」 彼岸花のように立ち現れる女たち  『夜明け』作曲:青柳健二
9:「海」 海の上を渡りゆく蝶  『ある日どこかで』MAKSIM
 
 
 
 
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2013/12/24

西武園ゆうえんちのイルミネーション

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西武園ゆうえんちのイルミネーションは意外と楽しかったです。とくに音楽と合わせた光のショー。

急いで帰宅してさっそくテレビでフィギュアスケート。

ソチ冬季オリンピックへ出場する選手も昨日決まりました。まぁ順当なところでしょう。

オリンピック楽しみですが、ちょうどアジア旅行中の予定なので、フィギュアスケートはライブでは見られないかもしれません。
 
 
 
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2013/12/23

東京オリンピック2020の会場を旅する 【晴海編】

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東京オリンピックが決まって、6年半後には、確実に変化している会場予定の場所。そのひとつが、選手村ができる晴海です。

晴海ふ頭までは、東京駅丸の内南口から都バスに乗っていきました。客船が入港することはHPで知っていましたが、ちょうどバスが着いたとき、大きな客船が接岸する様子は迫力ありました。

晴海ふ頭の上には展望台がありますが、鉄骨が視界をさえぎってよく見えません。むしろ、下層階の表に出たほうがよくみえます。周りには、ビル群、北側には東京スカイツリー、西側には東京タワー、南側にはレインボーブリッジも見える、風光明媚なところです。とくに何があるわけではないですが、ぶらぶら散歩するにはいいところでした。

今は、大きなグランドや駐車場や空き地ですが、しばらくすれば工事が始まることでしょう。6年半なんてあっという間ですが、だいじょうぶなんでしょうか?

組織委員会は2月7日までにはできていないとだめだそうです。オリンピック誘致の功労者のひとりであったはずの猪瀬さんはあんなことになってしまったし、仕事は進んでいないようです。猪瀬さんは「アマチュア政治家」を強調して、正当化しているようにも見えましたが、いいですよね。俺も徳洲会に5000万円借りに行けばよかった。初対面の人にも、無担保、無利子で貸してくれたんでしょ。何の見返りもなく、徳田さんたちは「親切な人」だそうだから。

晴海ふ頭で働く人に話を聞いたら、このふ頭は残されるらしい。少なくとも建物が撤去されることは、今のところないとのこと。

このあたりは変わるでしょうね、というので、だから今のうちに写真を撮りに来たんですよと言いました。
 
 
 
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2013/12/17

「冬至」の発見と「クリスマス」

131217(遠野市の冬の満月)

もうすぐ冬至。

今年の冬至は、旧暦で十一月二十日、新暦で12月22日です。

「旧暦」にかかわって、いろいろと調べていて、なるほどと感心することがあります。

その中のひとつ、冬至・夏至が暦作りをする上で、重要な発見だった、という話があります。

大昔の人たちは、太陽が1年かけて変化していることよりも、月が1ヶ月で変化していることにより容易に気がついただろうということは想像できます。月は毎晩形が変わっていくことは肉眼でもわかるので。

だから現在、世界中のいろんな暦がだいたい1ヶ月が30日前後という暦です。

これは偶然ではなくて、おそらく旧暦のルーツでもある太陰暦(月の満ち欠けを周期とした暦)が先に作られて、その後、太陽暦に変わっても、それが踏襲されたということらしいのです。

一方、月の満ち欠けの周期に比べて、太陽の運行を基にした冬至や夏至というのは、かなり注意深く、かつ長年にわたって観察しないとわからないものでした。精密な機械や時計がなかったのでなおさらです。

でも、だれかいたんでしょうね。粘り強い観察者が。いや、その当時の支配者の命令だったかも知れず、逆らえなかったのかもしれませんが。天体の動きを正しく把握し、予想して、人民に安寧を約束するのが支配者の役目でもあったし、義務でもありました。天体の未来を予想する暦作りは、支配者には重要な仕事だったのです。

いずれにしても、毎日、毎日、棒を立てた日時計のようなもので、昼ころ、太陽の影の長さを測って、その日、一番短かくなったときの長さを記録する。それを何年も繰り返して、ようやく規則性みたいなものに気がついたことでしょう。気の遠くなるような作業ですね。

棒の影が一番長くなる日(冬至)と、一番短くなる日(夏至)と、冬至から冬至までの間隔が、365日くらいであることを。1太陽年の発見です。

新暦(グレゴリオ暦)の1年の元旦と、クリスマスが、冬至の日に近いことも偶然ではないそうです。

冬至を1年の始まりにした暦がありました。それと、冬至を祝うところは多く、実はクリスマスも冬至祭が起源だそうです。

冬至には、特別な意味がありました。
 
 
 
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2013/12/16

雑誌「婦人之友」に2014年 「農のある風景」連載

131216(2014年1月号)

雑誌「婦人之友」1月号は12日から書店に並んでいます。

2014年 「農のある風景」として、この雑誌のグラビアに1年間(12回)連載します。

1月号は「中国雲南省 元陽の棚田」、2月号は「マレーシア・コタバルの市場」、3月号は「マダガスカル」などが続きます。

棚田や水田、農作業の風景や、色とりどりの農産物が売買される市場の風景など、アジア(+マダガスカル)の「農」に関係する風景写真です。

日本でもTPP問題など、農業に対する関心が高まっているときですが、人間の食(つまりは命)をささえる大切な農業がどのように変わって行くのか、行かないのかに、敏感でありたいと思っています。

日本だけの話じゃありません。田んぼの形にしろ、市場の様子にしろ、とつぜんできた(現れた)わけではなく、長い時間をかけてできあがってきた人間の営みの集大成です。

風景の中に「歴史」とか「時間」の視点を取り入れると、目の前にある風景は、もっと愛おしいものになるのかもしれません。
 
 
 
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2013/12/12

2014年1月16日(木) 「旧暦のリズムで棚田を味わう」イベント参加者募集

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先月「旧暦のリズムで棚田を味わう」イベントをやりました。旧暦の二十四節気に合せて四季の棚田風景、祭りなどを写真で紹介するセミナー(スライド&トークショー)です。意外と好評(?)だったので、年明け(新暦の)1月16日に、もう一度やることになりました。

ただし前回と会場が変わります。内容も少し変えて、写真も増やします。「アジアの暦」については割愛します。いずれ別の機会にもっと詳しくやりたいと思うので。今回は「日本の旧暦」だけに絞ります。「田毎の月」については、前回同様しゃべります。俺のイメージの中で、「旧暦」というと「田毎の月」なのです。

それと会場では1週間、棚田の写真を展示しています。日本と外国の棚田の写真パネル約35点です。セミナー、写真展ともに、入場無料です。

正式に募集するのは来週からですが、当ブログではフライングをして、お知らせします。
 
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■セミナー「旧暦のリズムで棚田を楽しむ」 ※要予約
日時: 2014年1月16日(木) 18:00~20:00
会場: 東京都千代田区丸の内2-3-1 三菱商事ビル1F MCフォレスト
http://www.mitsubishicorp.com/jp/ja/mcforest/information/
ナビゲーター: 青柳健二
参加費: 無料(棚田米のおむすび付き)

 
■写真展
日時: 2014年1月9日~16日 11:00~20:00 (ただし1月14日は休館日) 
会場: 東京都千代田区丸の内2-3-1 三菱商事ビル1F MCフォレスト内 2F展示室
入場無料

協力: 三菱商事株式会社、三菱食品株式会社

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今回も新米のおむすび付です。軽い夕食代わりにどうぞ。おむすびだけ食べにきてもけっこうです。

お申し込み、お問い合わせは、NPO法人棚田ネットワークまで。

MCフォレストのHPからもお申し込みできます。

なお、前回イベントについては、棚田ネットワークのブログ「棚田に吹く風」に掲載されています。

http://tanada.sblo.jp/article/80665735.html
 
 
 
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2013/12/10

「 和食 WASHOKU 」が世界無形文化遺産に登録

131210(千葉県の「長狭米」)

「和食」を世界に発信するという目的よりも、国内での和食離れに対しての危機感からだった、というのは考えさせられるものがあります。確かにそうだなぁと。

「和食」登録に奔走、京都老舗料亭「菊乃井」主人「長かったが、これからが出発」
産経ニュース http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/131205/waf13120508110004-n1.htm

俺もコメ関係の取材をしているので、世界無形文化遺産に登録されたことは嬉しく思います。コメ(ご飯)は、和食の「一汁三菜」の主食として欠かせないもので、和食が世界的評価を受けたことは、日本のコメにとっても悪い話ではありません。

とは言え、俺が和食党か?と聞かれたら、「はい」と即答できないことは、「コメの需要が増えればいい」などと言ってきた立場上、問題かもしれません。

俺自身が朝はほとんどパンとコーヒーだし、和食離れしているからです。だから、えらそうなことは言えません。

ただ言い訳になってしまいますが、和食は好きだし、なるべく作るようにもしています。コメは年間75kgくらいですね。日本人の平均よりは食べています。

100パーセント和食にするのは不可能だし(外国へ行ってまで和食を食べたいとも思わないので)、無理をしても長続きはしないし、自分なりに和食の機会を増やしていくということではないでしょうか。「和食」を意識することが大切なんでしょう。そういう意味で、和食が世界無形文化遺産に登録されたのはいいきっかけになると思います。

日本人の祖先たちが何百年と伝えてきた和食には、何百年分の知恵が詰まっているはずです。それをみすみす捨ててしまうのはもったいない話です。
 
 
 
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2013/12/09

雑誌「栄養と料理」の2014年「きょうも旅の空の下」の連載

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「栄養と料理」の連載「きょうも旅の空の下」が2014年も1年間続くことになりました。

1月号は、「長野県塩尻市 奈良井宿」、2月号は「神奈川県川崎市 工場夜景」です。

今までのように、妻とヴィーノと旅をした全国各地の旅先と、「こんな旅もできる」という新しい旅(意外な旅)の提案もしたいと思います。
 
 
 
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2013/12/03

『Poetry of the sky.天空の詩 【ネパール】』をYouTubeにアップ

今年9月から10月にかけて旅をしたネパールのムービーです。

ヒマラヤを眺める山村とポカラやカトマンズの街で、「騒」と「静」を対比させてみました。

ところで、今日12月3日は、ある団体が「カレンダーの日」に制定しています。

旧暦の明治5年12月3日が、新暦の明治6年(1873年)1月1日になったことに由来しているらしいのですが、旧暦の十二月三日は、まだ1ヶ月先です。もちろん毎年、新暦では日付が変わってしまうからこの日にしたのでしょうが。
 
 
 
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2013/12/02

今日は旧暦 神無月最後の十月三十日。明日から霜月

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今日は神無月最後の十月三十日。明日から霜月(旧暦の十一月)がはじまります。

年賀状までは、まだ2ヶ月あります。(旧暦の場合)

でも新暦で年賀状を出す人のことを考えて、「午・馬」のトンパ文字デザインを増やしました。はがきサイズに作ってあるので、このまま印刷できます。

Ya_2「2014年 干支 午・馬」(雲南館)
 
 
 
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