「 和食 WASHOKU 」が世界無形文化遺産に登録
「和食」を世界に発信するという目的よりも、国内での和食離れに対しての危機感からだった、というのは考えさせられるものがあります。確かにそうだなぁと。
「和食」登録に奔走、京都老舗料亭「菊乃井」主人「長かったが、これからが出発」
(産経ニュース http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/131205/waf13120508110004-n1.htm)
俺もコメ関係の取材をしているので、世界無形文化遺産に登録されたことは嬉しく思います。コメ(ご飯)は、和食の「一汁三菜」の主食として欠かせないもので、和食が世界的評価を受けたことは、日本のコメにとっても悪い話ではありません。
とは言え、俺が和食党か?と聞かれたら、「はい」と即答できないことは、「コメの需要が増えればいい」などと言ってきた立場上、問題かもしれません。
俺自身が朝はほとんどパンとコーヒーだし、和食離れしているからです。だから、えらそうなことは言えません。
ただ言い訳になってしまいますが、和食は好きだし、なるべく作るようにもしています。コメは年間75kgくらいですね。日本人の平均よりは食べています。
100パーセント和食にするのは不可能だし(外国へ行ってまで和食を食べたいとも思わないので)、無理をしても長続きはしないし、自分なりに和食の機会を増やしていくということではないでしょうか。「和食」を意識することが大切なんでしょう。そういう意味で、和食が世界無形文化遺産に登録されたのはいいきっかけになると思います。
日本人の祖先たちが何百年と伝えてきた和食には、何百年分の知恵が詰まっているはずです。それをみすみす捨ててしまうのはもったいない話です。
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