今日(旧暦十二月二十日、新暦1月20日)は二十四節気の「大寒」
今日は二十四節気の「大寒」。
棚田ネット発行の「棚田に吹く風」では、新春座談会「なぜ旧暦と棚田なのか?」が掲載されています。この前静岡県御殿場市の棚田へいったときのものです。
「旧暦」と「棚田」の関係性について話し合っていますが、ふたつには似た部分があるということがわかりました。どちらも「めんどくさい」のです。棚田ごよみの販売ページで「使いづらい暦」と謳っていますが、この「めんどくさい」を言い換えた言葉でもあります。この「非効率」に価値を見つけられるかどうか。そこは「文化」だと思います。
連載中の『棚田ごよみ二十四節気』はもちろん「大寒」について、です。
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旧暦十二月二十日(新暦1月20日)が、二十四節気第24番目の「大寒」。寒さが一番厳しい時期だ。でもあまり暗さを感じないのは、次に「立春」を控えているからだろうか。寒さも極まれば、あとはだんだん暖かくなるだけ。その春への期待も込められているからかもしれない。この時期の棚田は雪に覆われていた。長靴の底から冷たさが伝わってくるのは防ぎようがないが、凛とした空気に身が引き締まる。純白の風景の中で、カーブを描きながら点々と続いている小動物の足跡の軌跡が、いっそう風景の静かさを感じさせる。かじかむ手でシャッターを押した。
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