タイ・ラオスの撮影旅 2014年 (08) ビエンチャンのタラート・トンカンカムと「フライド・すずめ」
タラート・サオ(朝市)が、朝市ではなくなったので、庶民の台所はタラート・トンカンカムという市場です。こちらで米食品を探してみました。
それにしても米食品の種類は多いですね。
米屋でもたくさんの種類の米(半分はもち米)を置いてあるのはもちろんですが、米で作った「カオ・ピアック」という麺がりました。隣には、見慣れたクエティアオの乾麺が売られていて「センミー」と呼んでいました。ほかにもベトナムふうの生麺も多かった。
いちいち「これはもち米? うるち米?」と聞いているわけですが、売っている本人たちは知らないこともあり、まぁそんなもんだろうなと思います。日本でも、何で作っているかいちいち気にしてないですからね。
「カオ・ピアック」がもち米かうるち米か、夫婦でやっている店で聞いたところ、旦那さんと奥さんで言い合いになりました。が、やっぱり女性のほうが強いらしく、というか、奥さんのほうがちゃんと知っていたらしく、これはうるち米の麺だということで落ち着きました。
奥では、カオニャオを蒸している店がありました。朝日に映えるもち米の白さ。湯気の中で白く輝く姿は神々しくさえあります。
誰も写真に撮らないようなものを熱心に写真に撮っていたからでしょうか、隣で焼きカオニャオの「カオチー」を売っていたカップルが「これ食べな」といって、1本くれました。卵を塗って焼いたそうで、これはタイでも食べた「カオチー」とまったく同じ。(名前も同じだし)
ちょうど売り切れたところだったので、最後の1本を俺にくれたようでした。これは日本でもうけるんではないかと思います。おにぎりに卵を塗って焼いたら。
昼食で食べたのは、バス駅近くの屋台で、カオニャオ、タム・マークフン、そして焼き物は「フライド・すずめ」とラオス風サラミ。
「フライド・すずめ」はすずめを1羽、そのまま衣をつけて揚げてあります。骨ばっていますが、頭は丸かじりできるくらいサクサクして柔らかかった。時間をかけて揚げてあるらしい。
やっぱりこの3点セット、カオニャオ、タム・マークフン、焼き物があれば完璧。あまりにもこの組み合わせが完璧なので、ラオス料理のバリエーションは少ないという話を本で読みましたが、たしかにそうかもしれません。
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