茨城県が作った 「なめんなよ♡いばらき県」 THE MOVIE
茨城県に行ってきました。広報誌の撮影ですが、今回は那珂湊の魚市場です。
この市場は前から何度も行っていて、好きな市場のひとつです。活気ある市場は、新鮮な魚介類が豊富で、もちろん買うこともできるし、市場で食べることもできます。ぶらぶら歩くのがまた楽しい場所でもあります。店頭で生牡蠣を食べ、土産で干物を2種類とイカ明太を1瓶を購入。
ところで、茨城県が民間調査会社の魅力度ランキング最下位の常連であることは、前にも書きましたが(「全国都道府県の魅力度ランキングについて」2013/06/06)、なにかと茨城県へ行って写真を撮っていた俺からすると、どうして茨城県が最下位なのか、不思議でした。広報誌の仕事をするようになったのは偶然ですが、縁を感じます。茨城県には棚田もあるし、那珂湊や大洗の市場、袋田の滝、筑波山、廃校を利用したお焼き学校など、山あり、海ありで、変化に富んだ県だから前から撮影に行っていたのでした。
いや、正直言えば、観光地名を知ってはいても、それが茨城県と結びつかないということは俺にもあったので、えらそうなことは言えません。
そこを茨城県も本腰を入れて、魅力をアピールして行こうと思ったらしく、「なめんなよ♡いばらき県」をキャンペーンスローガンにステッカーを作りました。
ところが、これが意外な反応が・・・。県議会総務企画委員会で、挑発的なコピーに眉をひそめる人たちも出たらしいのです。「けんか腰はいけない」とか「子供が真似したらいけない」とか・・・。そんなことを言っているから駄目なんだろうなと思いますが。バカじゃないか?と思いますね。子供が真似してくれたら、もっといいじゃないですか。
まぁ、クレームをつけたがる「自称良識人」はどこにでもいるし、いちいち気にすることはないと思うんですが、役所なので無視するわけにもいかないのでしょう。
それでお笑い芸人を抜擢してムービー「なめんなよ♡いばらき県」を作り、「なめんなよ」の真意をわかってもらうことにしたそうです。
タレントの渡辺直美やピース・綾部祐二が出演し、自虐的な場面も出てくるけど、ほのぼの系ですね。ぜんぜん「挑発的」ではありません。というか、県は、そこを説明したかったわけでしょうから、ムービーの制作意図はわかります。
でも、俺はもっと挑発的で、けんか腰でもよかったのではないかなと思います。関東と東北に挟まれて(といって自身はしっかり関東なんですが)、存在感が薄くなりがちな茨城県なので、もっとインパクトがあっても良かったかなと。納豆軍団が「東京に殴り込みじゃ~」と言って、スカイツリーから納豆の雨を降らしたりとか・・・。
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