タイ・ラオスの撮影旅 2014年 (11) ルアンパバーンの市場、タラート・ポーシーの米食品
ルアンパバーンの台所、一番大きい市場が、タラート・ポーシーです。世界遺産の寺がある旧市街からは3kmほど離れています。
ここで米関係食品を探しました。
まずは写真1:
麺屋さん。写真の右上が、タイでは「クエティアオ」といっていた「センフー」。太いのと細いのが2種類あって、太いのは「センフー・ヤイ」、細いのが「センフー・ノイ」。手前にあるのは、タイで「カノムチン」といっていた「カオブン」。
写真2:
米屋さん。タライに山盛りのもち米とうるち米は迫力があります。3分の2ほどはもち米(カオニャオ)で、中央の茶色いやつ、その右後ろの紫のやつも、もち米です。
写真3:
白麺と茶麺の入った器を置いて売っていたおばさん。白いのは「カオブン」、茶色のは「カオミー」で、頼むとバナナの葉で包んでくれます。俺は1つづつ頼みました。
あとで食べてみたら、カオブンのしっかりした歯ごたえの細くて丸い麺(ビーフン)に、パクチー、もやし、ミント、エビ揚げ、豚のミンチ、トウガラシの種が入ったもので、日本でいうなら春雨サラダのような、意外とあっさりした食べ物でした。辛さがあとできますが。茶色いカオミーのほうも、麺の食感はじゃっかん違いがあるようですが、それは微妙で、味と内容については同じようでした。
ところで翌日も市場へ行ったのですが、1時間ほど遅かったので、このおばさんの「カオブン」は売り切れ、「カオミー」が4袋だけ残っていました。前日と同じ量を売っていたとすると、1時間で完売するスピードなんですね。意外と売れているんだなぁとびっくりです。
写真4:
市場内にあった食堂で頼んだスープ麺「センフー・ヤイ」。さっき麺屋でみた、幅広のクエテアオです。ラオスでは、この麺に大量の野菜・香菜が付いてくるのがいいですね。しかもこの野菜・香菜は無料です。好きなだけ入れられます。俺は、ミントの葉と、臭い香りの「モラパー (or ボラパー)」、「ポホンペ(or ホンペン)」とかいう名前の香菜が好きで、大目に入れました。スープ自体はあっさりしていて、好きなように味付けして食べますが、そのままでも十分おいしいです。センフー・ヤイは、タイでもよく食べましたが、ちょっとざらついたような食感も好きです。
写真5:
1個頼むと、紫色のオコワ、カオニャオの上に、ココナツの削ったものと、砂糖をかけてくれます。それをバナナの葉で包んでくれます。これもよく見かける食べ方で、ココナツとカオニャオがよくあっていますが、日本人には、主食というよりは、お菓子として食べる感覚でしょうか。ラオ・コーヒーにもよく合います。
写真6:
各種ちまき「カオトン」売りのおばさんから買った「カオトン・カオニャオ」です。もち米を使ったちまきですが、豚の脂身のかけらと、芋のようなものが入っていましたが、芋ではなくて、豆なのだという。豆がつぶれて形がわからなくなっていて、そのカオニャオと豆が混ざり合い味と食感のグラデーションを作っているので、飽きないのかもしれません。
「カオトン・カオチャオ」も買って食べました。こちらは、うるち米を使ったちまきですが、柔らかいういろう状になっています。食べたら、当然ご飯の味がしますが、高菜漬けみたいな味のする葉が入っているのがアクセントです。でも、やっぱり俺はカオニャオのカオトンのほうが好きです。
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