2014年初夏、撮影の旅(06) 長野県千曲市 都会に近い姨捨棚田
おばすて棚田と言ったら「田毎の月」。去年は満月の「田毎の月」を撮りましたが、この日は旧暦五月四日。いわゆる三日月の夜です。
夕方、農作業していたのは、去年の有田川町での棚田サミットにも参加していた名月会のメンバーの方でした。これだけ都会に近い棚田は、世界的にみても珍しく、それこそ日本らしい棚田ではないかと俺は言いました。
それと関係あるのですが、上から2番目の写真は、農作業に来ていた農家の奥さんの車ですが、まるで田んぼが街の上に浮かんでいるような不思議な光景で、思わず写真に撮りました。
棚田を撮影する人の中には、自動車や電柱や街を絶対入れない人がいます。その人いわく「なるべく人工物を入れたくない」らしいのですが・・・。棚田も人間が作った人工物であることを忘れてしまっているんですね。残念です。
「田毎の月」も悪くないですが、「都会に近い棚田」もウリになるのでは?という話に。しばらく話をしていると、いい時間帯に。三日月が輝きだしました。カエルの声もすごかった。
三日月は光が弱いので、田んぼに映して写真に撮るのが難しいということはあります。言われないと、何だかわからないでしょ?
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