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2014/06/29

気がかりなニュース 「シリア帰りの若者が欧州を脅かす」

140628

今、海外ドラマTVシリーズ『HOMELAND/ホームランド』を連続して観ているのですが、これは大変面白い。「面白い」と書くと不謹慎かもしれないほど、現実世界とリンクしています。

捕虜となったアメリカの兵士が敵方に寝返ってテロリスト(本当は内なる敵を倒すためであって、いわゆる「テロリスト」とは違う気もしますが)となって帰ってくるという話なんですが、今、現実世界で懸念されているのが、この問題です。

「シリア帰り」の若者が欧州を脅かす  反体制派と共に戦うためにシリアに渡った欧州出身のイスラム教徒が大量殺戮のスキルを身に付けて帰国する恐怖
http://news.nifty.com/cs/magazine/detail/newsweek-20140626-E128978/1.htm

ヨーロッパ人の若者が多いと言います。でも俺はこの外国人たちの中に日本人がいるのではないかと思っています。その根拠は? ありません。勘です。

たぶん俺の中には、テルアビブで銃を乱射した日本赤軍のことが頭にあるからかもしれません。

それと、昔、フランスの外人部隊の傭兵になった日本人と話したことがあって、もちろん外国人部隊の傭兵と、イスラム過激派集団をいっしょにするなんて、失礼な話であることはわかっているのですが、彼が外人部隊に入った経緯を聞くと、意外にも軽い気持ちなのです。ハードルが低いといったらいいでしょうか。ほとんど何も考えずに参加していました。

そんなことから想像して、だから正義感に燃えてシリアで戦うわけではなくて、何も考えずに参加している人間も意外と多いのではないかと。いや、戦う集団では、「考えない」方が有利かもしれず、社会に不満を持った若者の受け皿になっている可能性はあると思います。

考えすぎ、想像しすぎ、ドラマの観すぎだといわれるかもしれませんが。

日本の公安は優秀だと思うので、すでにこの件についての調査はやっているとは思うのですが、どうも心配なのです。日本にはテロに対する危機意識というか、免疫がありません。外国人のテロリストでは、日本では目立ちすぎますが、日本人なら目立ちません。

松本サリン事件から6月27日で20年が過ぎました。オウムのテロ事件も、かなり時間がたってきて、気が緩み始めたころです。そろそろ気を引き締めてかからないと。起きてからでは遅いのです。


「HOMELAND/ホームランド」オフィシャルサイト
http://video.foxjapan.com/tv/homeland/s3/


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