2014年初夏、撮影の旅(15) 新潟県柏崎市と小千谷市の水田
新潟県に限らず、この時期の水田は、もんくなく美しいです。今日掲載の写真は、「どこ」という写真ではなくて、車で走っていて偶然に出会った水田の風景です。
もし、時間、天候が違っていたら、立ち止まらなかったかもしれない何気ない風景。だからこそ今の日本で写真に撮る意味はあるのかもしれません。これこそ「一期一会」の風景です。将来にわたって変わらないものならば、写真になど撮る必要もありません。
TPPによって日本の農業は大きく変わっていくことでしょう。物事にはメリットとデメリットが必ずあるので、日本の将来のプラスマイナスを考えたときに、プラス側に作用すると判断するからTPP参加となったのでしょうが、この「プラス」が主に「経済的なもの」であることに疑問を持ちます。「文化」や「心」の問題はほとんど関係ないようです。
でも俺は、「文化」や「心」の問題は大きいものと考えます。日本人が日本人であることの意識は、このふたつが支えになっていると思うからです。
にほんブログ村
| 固定リンク
コメント