2014年夏、撮影の旅(08) 滋賀県高島市 畑の棚田の「現代の猪垣」
害獣の防護柵については、京都府の毛原の棚田でも触れましたが、畑の集落を回り込むように、横谷トンネルを抜けて朽木へ向かう山道を登っていくと、途中土砂崩れでトンネルまではいけませんでしたが、この道沿いがずっと防護柵に囲まれていました。
「現代の猪垣(ししがき)」と言いましたが、まさに集落をまるごと囲む大きな猪垣です。
近世以降イノシシやシカなどが農地へ入ってくるのをを防ぐ目的で作られてきた猪垣は、西日本に多いそうですが、石垣や土を積んで作ってあります。
俺も何ヵ所か探したことがあります。上に掲載の写真は、大分県佐伯市蒲江の猪垣です。高さは2m50cmほどもあるでしょうか。立派な石垣の猪垣でした。
こちらは、三重県の熊野古道の猪垣を探したときの記事です。
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